日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
新型コロナ ワクチン先行接種始まる
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ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
vaccinationは「ワクチン接種」。「ワクチン」なら、vaccine。
be underwayは「進行中で、始まっている」です。get underwayなら「始動する」。
jabには「突くこと」という意味があり、ここでは「注射」、つまりワクチンの予防接種を指す。receive a flu jabと言えば「インフルエンザの予防接種を受ける」。ちなみに、jabを「注射」という名詞として使うのはイギリス英語の用法で、アメリカ英語では動詞。このほか、jabにはボクシングの「ジャブ」という意味もある。
rolloutは「(キャンペーンなどの)開始、(新商品・サービスの)初公開、発売」。句動詞のroll outなら「(キャンペーンなどを)始める、(新製品・サービスを)発売、開始する」。
-wideは「~全体で」を表す副詞、または「~全体の」を表す形容詞。nationwide は「全国的な、全国的に」。他にも、communitywideなら「地域全体の(で)」、worldwideなら「世界全体の(で)」、industrywide なら「業界全体の(で)」。
administerは「管理する」、薬などを「投与する」。
shotは「注射」。
give one's consentは「同意する、承諾する」。
recipientは「受け手」、ここでは「注射を受けた人」。
efficacyは「効果」、薬事についての文脈では「有効性、効能」。
check for ...は「~の有無を点検する、~をチェックする」。
side effectは「副作用、副反応」。
roundは、長い全過程の中の一連の出来事などに使われる。the initial round of inoculationsは「一巡目の予防接種」(このニュースでは「先行接種」)。この他にも例えば、the first round of peace talksなら「和平会談の1回目」、スポーツのthe final roundなら「最終ラウンド、決勝」、a qualifying roundなら「予選ラウンド」。また、企業の「最終面接」を、the final round of interviews。
inoculationは「予防接種」。
the general publicは「一般人、一般大衆」。
municipalityは「地方自治体」。
句動詞draw upは「(計画などを)立案する、策定する」。
vaccinateは「予防接種をする、ワクチン接種をする」。
aged 65 or olderは「65歳以上」。例えば「65歳以上の~」なら... aged 65 or older、「65歳を越える」ならolder than 65、「65歳以下の~」なら… aged 65 or younger、「65歳未満」ならyounger than 65のように表す。
doseは「(薬や注射の)1回分、(薬の)1服」。overdoseは「過剰摂取」。
prefectureは「県」。
あとがき
今のところ国内では深刻な副反応の報告は上がっていませんね。