趣味で算数
趣味で勉強をしてみると、強制では感じられない楽しさの発見があります。
今回は、自分のお気に入りの問題を紹介したいと思います。
時間のある人は、紙と鉛筆を用意して考えてみてください。
問題
かげ の部分の面積を求めてください。
ヒントと一言
一応、ヒントも出しておきます。
補助線を引くと、三角形の面積公式が使えます。
これ、割と有名な問題だと思いますが、この問題を作った人、あんたすごいよ!
解答
まずは基本事項の確認です。
三角形の面積は「底辺×高さ÷2」はお馴染みだと思います。
ですが、次の図を見てください。
直角三角形(青)も二等辺三角形(黄)も鈍角三角形(赤)も、すべて面積は等しくなります。
底辺4㎝ × 高さ3㎝ ÷ 2 = 6 ㎝2
特に、鈍角三角形(赤)が盲点です。
それでは問題の解説です。
はじめに、白い補助線を引いてみます。
続いて、見やすいように赤色に変えます。
この鈍角三角形(赤)の面積は求められます。
底辺5㎝ × 高さ6㎝ ÷ 2 = 15 ㎝2
次に、残りの面積に注目します。
色を塗りかえておきます。
このまま、図を回転させます。
これで、残りの鈍角三角形(赤)の面積も求められます。
底辺7㎝ × 高さ10㎝ ÷ 2 = 35 ㎝2
よって、面積の合計は
15 ㎝2 + 35 ㎝2 = 50 ㎝2
答えは50 ㎝2です。
あとがき
結果的には三角形の面積公式を使うだけですが、公式の意味を見直すことができる問題だと思います。
大人になってからの学び直しって悪くないですよ。
特に、算数はオススメです。
今後、他の問題も紹介するつもりですので、当ブログを時々チェックしてください。
話は変わりますが、ジッターさんに当ブログの紹介をしていただきました。
恐縮です。
この場をお借りして、御礼申し上げます。