日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
仏大統領 反政府デモに譲歩
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
学校でリスニングをしてこなかった一般的な英語学習者の陥るミスが満載の一枚です。
聞き取れないところの多くは弱化や音声変化した音です。
こんな有り様ですが、4月よりはマシになってきました。
ノート
moveは、何らかの目的達成に向けて起こす「行動」、進展や達成を意図した「動き」。
make a moveで「手を打つ、措置を講じる」。
pacifyは「(怒った人を)なだめる、平静な状態に戻す」。
rageは、戦争や暴動や疫病を主語に「激しく続く、猛威を振るう」。
concessionは「譲歩」。多義語で、 譲歩(されたもの)、譲与(されたもの)、営業許可、(政府・監督機関から与えられる)免許、独占販売権の意味もある。
legitimateには「合法の、適法の、(子が)嫡出の」、ここでは「道理にかなっている、正当な、まともな」。
tolerateは「許容する、大目に見る、我慢する」。
far-leftは「急進左派の、極左の」。
calm「なだめる、静める」。
eruptは「勃発する」。
yellow vestは、日本でも交通整理や道路工事など路上での作業を行う人たちが着用している黄色い蛍光色のベスト(チョッキ)で、今回の抗議行動のシンボル。
あとがき
マクロン大統領って頭が良いから民衆の心が分からないって論調もあるみたいですけど、頭の良し悪しは基本的に関係ないと思います。
きっと頭を下げられない人なだけのこと。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」