まえがき
お金の勉強もしている野良絵師のさつま芋です。
実は、語学や数学などの本代を稼ごうと始めたブログですが、思いがけずブログ自体が勉強になっています。
まずは絵を描くキッカケが得られたこと、自分(の考え)が大衆に全くウケないと気づけたこと、お金を学ぶヒントをもらえたことなど、授業料を払わずに学ばせてもらえました。
余談ですが、これからはヨコの繋がりが大切だと思います。
読者の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。
今回は、軽く税金について調べたことをシェアしようと思います。
税金は複雑な方が搾取できる
所得税には10種類も区分があって、それぞれ税率が異なるようです。
つまり、税率の高い働き方と税率の低い稼ぎ方があることになります。
知らないとボったくられるということです。
極端に単純化してみると
お金を稼ぐ方法としては「交換」と「投資」があります。
かなり乱暴なまとめ方ですが、「交換」と「投資」で税率が違います。
一般に、「交換」とは労働などの対価として収入を得る方法です。
具体的には、お店で働いたりするだけではなく、知識を売ったりするのも含んでいます。
まあ、普通に働く方法と考えてもらえれば構いません。
もう一方の「投資」は、資産運用して収入を得る方法です。
簡単にいえば、利益を見込んだ株式や投資信託などの取引の儲けです。
税率がどう違うのか概要を見てみましょう。
税率
では、交換(労働)のほうの税率を見てみましょう。
課税される所得金額 | 税率 |
195万円以下 | 5% |
195万円~330万円 | 10% |
330万円~695万円 | 20% |
695万円~900万円 | 23% |
900万円~1,800万円 | 33% |
1,800万円~4,000万円 | 40% |
4,000万円超 | 45% |
さらに住民税が10%くらい乗る計算です。
正確な言い方ではないですが、収入額に応じて税率は0%から45%まで段階的に変化します。
パッと見、高額所得者ってタイヘンだな…って思わされます、パッと見は。
後で計算に使うので、税率33%を覚えておいてください。
続いて、投資(資産運用)のほうの税率を見てみましょう。
株式等に係る譲渡所得等(譲渡益) | 20%(所得税15%、住民税5%) |
No.1463 株式等を譲渡したときの課税(申告分離課税)|国税庁
こちらは一律20%ですが、所得税として比較すると15%です。
働かないほうが儲かる税率?!
仮に収入額が1,000万円だったとして、住民税や控除額などを考えず単純に所得税だけで比べてみます。
労働で1,000万円得た人は税率33%なので、手取りは670万円です。
一方で資産運用で1,000万円得た人は税率15%なので、手取りは850万円です。
手取り | |
労働収入1,000万円 | 670万円 |
運用収入1,000万円 | 850万円 |
あとがき
この記事は税金を学ぶ動機付けとしてのものであり、正確な税金の知識を伝えるものではありません。
一応、リンク先も貼っておきましたが、正しい税金の知識は自分で調べるようにしてください。
以上、野良絵師のさつま芋でした。