まえがき
下手な助言は かえって邪魔になると思うさつま芋です。
逆に、良いアドバイスをしてくれる人って、軽々しくは教えてくれない気がします。
結局、人の言うことはアテにしすぎちゃいけないということなんでしょうか。
アドバイスよりも私が欲しいのは根拠
受験や資格で、「コレがイイよ」って勧めるのは よくある話ですが、その根拠をジックリ聞いてみると曖昧なことが多いというのが本音です。
完全無欠なものなんてなく一長一短があるのが普通ですから、イイところだけではなくダメなところもキッチリ把握して説明してほしいなと個人的には思っています。
薄々気づいている自分(の気持ち)を大切に
「うまく行きそうにない気もするけど、でも…」と、人って自分で自分を騙しちゃいがちなので気を付けてほしいです。
そんな事例を二つ紹介して終わります。
一つは受験で、オススメの参考書やら勉強法!
「この本を何周も勉強して完璧にしたら学力は上がる」というものですが、そもそも、学習の定着度って自分では簡単に把握できません。
勉強したのに模試や入試でうまくいかない多くの原因は、自己把握(の問題)です。
自分の状況確認を自分ではできない人が多いってことをアドバイザー自身が見落としている気がします。
もう一つは、この方法で儲かるという情報商材!
「億トレーダーの勝てるロジックを紹介しちゃいます」のようなものですが、そもそも、そんなアブナイものを販売しちゃってはダメです。
本当の情報だとしたら、誰も働かなくなる気がします。
ただでさえ 労働人口が少ないっていうのに。
『キャロル&チューズデイ』ロディ
あとがき
自分でも油断すると こういった助言や誘惑に飛び乗ってしまうのですが、投資(投機)的に考えるとオーバートレードする心情に近いと思います。
投資(投機)の初心者の大敵は損切りと過剰取引(オーバートレード)ですが、上の二つの事例に当てはめると、書籍&時間が無駄になる可能性を承知で試してみる、使えない情報商材の可能性を承知で購入してみる、というのが損切りラインでしょう。
以上、野良絵師のさつま芋でした。