日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
英 ジョンソン氏が首相に就任
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
英国の新首相にボリス・ジョンソン氏が就任したというニュースです。
ノート
take overは「引き継ぐ」。
reinは「手綱」で、通常は複数形。the reinsは、比喩的に「国や組織の統制、支配」を表し、the reins of powerは「政権」。
10 Downing Streetは「ダウニング街10番地」で、この場所に英国の首相官邸があることから「首相官邸」を表す。
have had enough of ...は「~には、もううんざり」という日常的な表現。
the time has come to ...は「~すべきときがやってきました」。
ascentは「昇進」。
chancellor of the exchequerは「(英国の)財務大臣」。
sackは「解雇する、首にする」で、イギリス英語で使われるかなりくだけた表現。アメリカ英語ならfireを使い、丁寧に表現するならdismiss、dischargeなどを使う。
ascentは名詞で、「上昇、上ること、向上、昇進」。反意語は、descent「下降、下りること、低下」。
ascend the throneは「王位に就く」。
あとがき
イギリスはブレグジットで迷走してますね。
移民に仕事を奪われるという雇用損失の恐れで国民投票し、EU離脱後の経済的損失の触れこみで二の足を踏んでいるのでしょう…
人は損に基づいて行動するというプロスペクト理論の典型に見えます。