日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
10歳の少女が900メートルの岩登り
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
10歳のアメリカ人少女が、ヨセミテ国立公園にある花崗岩のロッククライミングに史上最年少で成功したという話題です。
ノート
El Capitan「エル・カピタン」は、ヨセミテ国立公園にある花崗岩の一枚岩(monolith)で、900メートルを少し上回るこの種の岩としては世界最大の高さ。
形容詞sheerには「全くの、完全な」「切り立った」。
give a thumbs upは「(成功や承認の合図として)親指を立てるしぐさをする」。
navigateは「航海する、操縦する」、「困難を伴う道のりをしっかりと進む」。
ledge「岩棚」。
camp「野営する、キャンプする」。
hang outは「(ある場所に)入り浸る、よく行く」で、hang out togetherは「一緒にいる」。
make it to the topは文字どおり「頂上に到達する」、慣用句として「トップになる、大いに成功する」。
Pizza Deck(ピザ・デック)は、下山して帰宅する途中に寄ったピザ店の名前。
well-deservedは「受けるに値する」。
go downは、時間的な意味で「後々まで記憶される、残る」。特にgo down in historyは「歴史に残る、後世に伝えられる」という定型表現。
go downには「(考えなどが)受け入れられる」という意味もあり、go down with ...「~に受け入れられる」。
あとがき
少女の父親はロッククライミングの指導員だそうです。
幼児教育というか英才教育というか、人を育てるには環境が大切だということが伺えます。
それにしても900mの岩を10歳で登る意志の強さに感服します。