さつま芋の勉強日記

投機の勉強記録を中心に発信しています。

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【英語】現在分詞と過去分詞って そんなに簡単ですか?

 

まえがき

率直すぎると好かれない、嫌われ者ブロガーさつま芋です。

 

世の中の多くの人は図星を指されると怒っちゃうんですよね。

 

それを分かっているので、日常では口数がドンドン減っています。

 

なるべく敵を増やさない自分なりの予防策のつもりです。

 

今回は、私が傍で聴いていた話を通して思考を深めたいと思います。

 

 

こんなエピソードがありまして…

次のような英文法の質問をする人がいました。

f:id:satsumaim0:20190916170003p:plain

He doesn't know much about the ( speaking / or / spoken ) language.

 

おそらく正解は②spokenだろうと思います。

 

和訳するならば「彼は( 話し言葉)はあまり分からない」。

 

 

ここで、質問した人が次のように言います。

「『話している言語』と考えたらspeakingでも通じるんじゃないの?」と。

 

そして答した人は次のように応えます。

「でも、『話される言語』だからspokenになる」と。

 

 

 

率直な感想

質問者の視点がスバラシイと思います。

「『話している言語』と考えたらspeakingでも通じるんじゃないの?」

 

確かに一理あります。

 

こういう違和感をこれからも大切にしてほしいです。

 

 

それに対して、回答者の返答はウスッペライと思います。

 「『話される言語』だからspokenになる」 

 

要するに「れるられるは過去分詞」という理屈です。

 

この理屈は原則的に当てはまるのですが、理屈に合わない例外的な問題が狙われます。

 

例えば、「困った状況」はtroubling situationです。

ですが、「困らされる状況」と考えてtroubled situationにしまうと誤りです。

 

①speakingと②spokenが判別しにくいことを訴えているのに、応えきれていない回答です。

 

 

見方をかえる

では、仮にthe speaking languageだとしたら どんな感じでしょう?

 

敢えて言えば、「(自分が)話している言語」のように解釈できると思います。

 

He doesn't know much about the speaking language.

 

「彼は(自分が)話している言語はあまり分からない」(??)といった文になります…

 

 

小難しく解説すると主体の違いであり、主語と同じ主体なら①speaking、別の主体なら②spokenだと考えられます。

 

って言っても分かりにくいですよね。

 

もっと単純にすれば、be動詞を使ってみると判別できると思います。

 

The languageを主語にして、

f:id:satsumaim0:20190917145002p:plain

 

同様に、trouble「困らせる」もbe動詞を使ってみると、

f:id:satsumaim0:20190917145028p:plain

 

 

あとがき

内容は英語の話でしたが、何事にも原則と例外があります。

 

原則だけでなく、例外にも目を向けることが大切だと思います。

 

その鍵となるのは、自分の違和感です。

 

 

 

 

以上、さつま芋でした。

 

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