日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
日本の公的教育費 OECDで最低
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
日本の教育費がGDP(国内総生産)に占める割合が、OECD(経済協力開発機構)の加盟国の中で最も低い水準にあることが分かりました。この調査はOECDにより実施されたもので、2016年の調査結果がこのほど公表されました。
ノート
名詞surveyは「調査、測量、概説」、動詞としては「調査する、概観する」。
as a percentage of ...は「~の割合として」。
GDPは、gross domestic product「国内総生産」の略。ちなみにGNPは、gross national product「国民総生産」。
account for ...は「~を占める」。
well below ...は「~をはるかに下回って、大きく下回って」。
householdは、集合的な「世帯、家族、家庭」。
bearは「負担する、引き受ける、耐える」。
comparativelyは、何かと比べて相対的な数値や状況を述べる場合に用いる副詞で、「比較的、割合に」。
higher educationとは、短期大学・大学・大学院・高等専門学校などの「高等教育」。
coverは、費用や出費を「賄う、カバーする」。
take effectは、法律が「施行される」です。薬が「効く」という意味でも使われる。
thresholdは、何かと何かを隔てる「敷居、境目、基準値」。
apply to ...は「~に適用される」。
account for ...は「人の所在や行方などを把握する」。
After the avalanche, all skiers were accounted for, and no injuries were reported.cal
雪崩のあと、スキー客全員の行方が分かり、けが人の届け出はありませんでした。
あとがき
日本が先進国だと信じている人は多いと思いますが、実際は衰退国かもしれません。
しかも教員の成り手が減っているそうです。
教育こそ国家の力の源だということを知っていれば、自国繁栄のために教育費を惜しんではいけないと思いますが…
同じ「先生」である地方議員の半分でも報酬を出せば優秀な人材も集まるでしょうけど…