まえがき
回りまわって勉強は先生次第だと思う、自学自習ブロガーさつま芋です。
知り合いの高校生の話では、教科書に載ってない解き方をすると数学の先生から嫌味を言われるんだそうです。
せっかく生徒が勉強したのに高評価できないなんて、器が小さいんでしょうか、あるいは合理的な理由があってのことなんでしょうか。
今回は勉強の基本をシェアします。
言葉の力
先生の話の前に、突然ですが、自転車が乗れない人って日本では少数派だと思います。
しかし、練習せずに いきなり自転車に乗れる人もいないはずです。
もしここで、自転車に乗れない大人がいたとします。
傍にいる人が見かねて無理やり教え込もうとしたらどうでしょうね。
尋ねもしないのに周りで「補助輪を使え」や「姿勢をこうしろ」などとアレコレ言ってきたら。
せっかくの気力も萎えてしまうんじゃないでしょうか。
だって、どちらかといえばネガティブワードですもん。
もし、自転車に乗れない幼児だったなら、違った掛け声になると思うんです。
「前より乗れるようになってきたね」とか「かなり上手くなったんじゃない?」とか。
明らかポジティブワードですよね。
人を育てられる先生
統計に基づかない私の肌感覚ですが、日本人の多くは勉強が お嫌いなようです。
原因の一つには、多くの先生たちのマインドが「できないのは努力不足」であり、出てくる言葉がネガティブワードなところに影響している気がします。
もしも、100点満点のテストで得点が10点だったら、普通は褒めてもらえないんです。
先生が言うとしたら、「もっと頑張れ」とか「なんで勉強しないんだ」とか。
どうせなら、「ここで本気を出したら計り知れない」くらいのポジティブワードを言ってくれればいいのに…
良い先生がいないなら、繰り返してほしい
先生が期待できないと次に頼るのは参考書や問題集です。
オススメの教材なんてググれば山ほどヒットするんですが、それよりも大切なことがあります。
パレートの法則を踏まえ、中身の8割は自力で出来るような「難しくない教材」を選ぶべきです。
パレートの法則とは、約2割の要素が大部分を生み出しているという理論。
最近は解答解説の充実した本が多いので、つい難しい本に手を出しちゃうんですが、それは完全に出版社の養分です。
問題を全部覚えて高速で解けるくらいまで繰り返すのが受験ゲームの攻略法です。
1~2回繰り返すのじゃなくって、飽きるのを越して反射的に解けるまで10回でも20回でも。
ただし、塾でなくても学校でさえ次々と新しい教材を進めるので、繰り返し自体が邪魔されるんですけど。
あとがき
パレートの法則から考えると、良い先生は約2割という推測ができます。
学校の先生は選びようがないのでFXよりもギャンブルかも。
以上、さつま芋でした。