日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
英語民間試験 導入延期
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
文部科学省が大学入学共通テストへの英語民間試験の導入の延期を発表しましたが、11月7日の参議院文教科学委員会では、延期決定までの経緯や、国語と数学に導入される記述式の問題の採点などについて質問が相次ぎました。
ノート
lead up to ...は「~につながる、~という結果に至る」。
(be) set to ...は「~することになっている、~する予定になっている」。
roll outは、文字どおりには「転がり出る」で、「(本格的に)始まる、展開する」の意味。
abruptもsuddenも「突然の、予期せぬ」という意味は共通だが、abruptの方は概して好ましくない、不快な急展開。
raise concernsは「懸念を表明する、懸念を提起する、懸念をもたらす」という表現で、多くの場合concernsと複数形。
discriminate against ...は「~を不利にする、~を不利に扱う」。
privately-runは「民間で運営される」。反対は publicly-run「公的に運営される、公設の」。state-runと言えば「国家によって運営されている、国営の」。
vary in ...は「~に違いがある、~の点で異なる」。
grillは、「(特に下からの)直火であぶる、(肉・魚などを)網焼きにする」から、grill A on (またはabout) ...の形で人(A)を目的語にとって、比喩的に「厳しく尋問する、質問攻めにする、追及する」。
名詞のflawは「欠陥、欠点、不具合」で接尾辞-edが付いたflawedは形容詞「欠陥のある」。他に、bearded「ひげのある」、warm-hearted「心の温かい」など。
appoint A to ...は「Aを~に任命(指名)する」。
be in charge of ...は「~を担当して、~を管理して」。
allegeは「(証拠を提示せずに)事実だと主張する」で、そうした訴えや主張をallegation「疑惑」。
cozy relationshipは「なれ合い関係、癒着」。
administerは、testやexamination(試験、検査)を「実施する」。
形容詞cozyを場所について使うと、こぢんまりとしていて暖かく、「居心地が良い、くつろげる」という肯定的な意味、仕事などについては「楽な、たやすい」という意味。
cozy up to Aは「仲良くしようとAにすり寄る、Aと友達になろうとする、Aに取り入る」
The family dog quickly cozied up to her.「家の犬がすぐさま彼女にすり寄りました。」
あとがき
そもそも論は嫌われるんでしょうけれど、センター試験の改革する必要なかったのでは…
確か、知識偏重を是正して思考力を養成するみたいな触れ込みでしたが、むしろ無知からくる偏見のほうが問題です。
私が見た限り、考えられる人って相当な知識を持っていますけれど。
例えば、正常稼働している原発からの処理水は海水希釈してるのに、福島第一で浄化した処理水は反対って矛盾じゃないですか?
上級国民の不逮捕特権みたいなダブルスタンダードだけを問題視するのもアンバランスな気もします。
詰め込み学習するから考える力が育たない みたいな理屈は、合理性よりも情報操作の臭いを感じません?