まえがき
メタ認知を心がけるさつま芋です。
ソロモン王のパラドクスをご存知でしょうか。
他人には素晴らしい助言を与えられるソロモン王も、自分のことになると よく失敗したという逸話です。
今回は、最適な選択を考えてみたいと思います。
ある高校生への助言
他人にアドバイスできるほどの人間ではない私ですが、ときどき相談を受けたりします。
センター試験を控えた受験生から、英語の語彙を増やす方法を聞かれました。
私が言ったことは大きく2つ。
「自分の場合、書いても覚えた記憶はないけど、人に説明してみると覚えた」
「もし、同じように悩む友達がいたら何と言ってあげるか?」
メタ認知
メタ認知とは、メタ(高次の)が指すとおり、より高い視点から認知するということです。
簡単に言えば、「もう一人の自分」を客観的に捉えることです。
具体的には、鏡に映った自分を想像してみる感じです。
人は自分のことになると なかなか冷静に判断できませんが、自分のことは自分が良く知っていて、冷静であれば本来は最善の決断ができるはずなのです。
もし今、何かで悩んでいるなら、鏡の中の自分に 何とアドバイスするのか考えてみることをお勧めします。
あとがき
ちなみに、先の高校生ですが、自分なりの答えを見つけたみたいです。
自分が今まで英単語を覚えてきた方法を再確認して、焦らず声に出してみるそうです。
たぶん私が有効な方法を知っていると思って相談したのでしょうが、自分自身のアドバイスが最適だと思います。
以上、さつま芋でした。