日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
東京五輪・パラの“関連費用”1兆円超え
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
東京オリンピック・パラリンピックについて、直接の大会経費とは別に、国の施策として合わせて1兆600億円が支出されていたことが分かりました。会計検査院は費用の全体像を把握して公表するよう国に求めています。
ノート
動詞balloonは「膨れあがる、急増する」。
discloseは「(秘密にされてきた情報を)明かす、明らかにする」。否定の接頭辞un-が付いたundisclosedは「明かされていない、未公表の」。
cause alarmは「不安を巻き起こす、(警戒を要するものとして)驚かす」。
Japan Board of Auditは「会計検査院」で、正式な英名はBoard of Audit of Japan。
urge A to ...は「Aに~するよう強く働きかける、求める」。
come clean with A about Bは「BについてAに洗いざらい話す」。
複数形stepsは「対策」。
competitiveは「競争力のある」。
fault A for ...は「~(したこと)についてAを責める」。
fail to ...は「~し損なう、~することに失敗する」「(期待されている、求められていることを)しない」。
help outは「(困難な状況にある人の仕事などを)手伝う、助ける」。
be one's faultは「~のせい、悪いのは~」
熟語to a faultは「欠点といえるほどに」「度を超えて、極度に、過度に」
あとがき
オリンピックの費用が膨れ上がるのは素人でも想像に難くなかったですけど。
質素倹約を美徳とする風潮を急速に失っている気がします。
オリンピック後に予見されている不況が恐ろしいです。