まえがき
統計操作が怖い、さつま芋です。
顰蹙は買わないほうが利口なのでしょうが、あいにく馬鹿正直な性分なようです。
今回は死者数を考えてみます。
ただし、公表データが操作されていないことが前提です。
交通事故の死者数
警察庁の発表によると、前月2月の統計では、交通事故の死亡者数は一カ月間で509人です。
ちなみに、2月の負傷者数は65,671人です。
道路の交通に関する統計 交通事故統計月報 月次 2020年2月 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
対して、コロナウイルスによる国内の死者数はクルーズ船も含めて死亡者数は累計で81人です。(4月2日午前10時半時点)
ちなみに、感染確認は3,222人です。
特設サイト 新型コロナウイルス 感染者数やNHK最新ニュース|NHK
「月間 約500人の交通事故 死亡者数」
と
「累計 約80人のコロナウイルス 死亡者数」。
交通事故をモノサシにしてみると桁が違うことがわかります。
未知な部分が多いとはいえ、非常にアンバランスな情報に振り回されていないでしょうか。
バランスでいえば、交通事故を もっと重く見たほうが良いのではないでしょうか。
社会的制裁
ヨーロッパへの卒業旅行から帰国した学生が新型コロナウイルスに感染した報道がありました。
京都産業大で感染者集団発生か…『海外旅行後に卒業祝賀会など参加』学生9人感染確認 | MBS 関西のニュース
卒業ということは4月から社会人として就職することが予想されますが、果たして新しい職場でどんな扱いになるのか。
活動自粛しないことを非難する論調も見かけますが、根拠よりも感情に支配されているように感じます。
ただし、社会とは理屈が通らないこともあるということを理解しておかなければなりません。
あとがき
公表データが操作されていないことが前提ですが、出てくる数字を身近な数字と比べると、素人目には釣り合いません。
しかし、政府の意向が反映されてはいけないデータも、実際は怪しいそうです。
どうしても致死率が注目されますが、病状としての苦しさや後遺症の可能性を考えると、ウイルスを軽く見ないほうがいいと思います。
以上、さつま芋でした。