まえがき
「簡単」とか「誰でも」とかが怖い、さつま芋です。
簡単に英語がマスターできる、誰でも できる、みたいな謳い文句を見聞きします。
ですが、私は英語の勉強を ほぼ毎日 地道に2年ほど続けていますが、そんな魔法のような奇跡は今のところないです。
誇大広告していないなら、きっと私の頭が尋常ならざるくらいに悪いんでしょうね。
今回は誇大広告にモノ申したいと思います。
騙されている気分
人が何かを発する以上、何らかのポジショントーク(誇大広告)になるのは仕方ないのですが、溢れすぎている気がします。
私のように地道に取り組む立場から言えば、(広告費や紹介料を目当てに?)甘い誘惑するのは控えてほしい。
私の気持ちに余計な隙が生まれます。
簡単にオリンピック選手や国体選手になれないことは誰でもわかるのに、資格や投資だと我々は急に思考停止するんです。
本音を言っても割りに合わないけれど
下手な正義感で本音を言っても、得がないどころか恨みを買うものです。
例えば、震災前に原発の危険性を叫べば被害妄想とされ、逆に震災後の今は原発の安全性を議論すれば不謹慎とされるはずです。
しかしながら、本音とは聞き手に考える間を与えてくれる優しい表現だと思います。
「かなり努力しないと成績が上がらない勉強法」
「儲からない可能性が恐ろしく高い投資案件」
本音を言ってくれる人は優しい人だと思いませんか?
あとがき
次を考えてみて下さい。
「タブレット学習なら楽しく日本語が勉強できます」
もし外国人が日本語を学ぶとして、この広告を信じられますか?
裏返しに言えば、「日本語なんてタブレットがあれば学べる程度の単純な言語です」
努力か趣味かは別として、相当な継続をしないと日本語は習得できるとは思えないんですけれど私だけでしょうか。
「タブレット学習なら楽しく英語が勉強できます」
ナルホド。
以上、さつま芋でした。