まえがき
言葉の使い方って人を騙すテクニックなんでしょうか、さつま芋です。
意外と気づかないレトリックを私流に解説します。
なんやかんや、マスコミもグルですか?
コロナ自粛のせいで一般国民は収入減で苦しんでいるんですが、批判をかわすために議員歳費 月額129万4000円の2割に当たる25万8800円を削減するんですって。
新型コロナ感染拡大で 国会議員の歳費 2割削減する法律成立 | NHKニュース
2割削減なんですね、2割。
見出しを もっと分かりやすくするなら、「国会議員の歳費 月額100万確保する法案成立」ですね。
これなら読解能力に関わらず理解しやすいと思います。
言っときますけど、割合が分からない国民は案外いますよ。
ちなみに、NHK以外の報道も次のよう。
国会議員歳費、2割減の法案が成立 コロナ感染拡大受け [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
国会議員歳費2割削減、27日成立へ 衆参1日でスピード処理:時事ドットコム
揃いも揃って2割、2割、2割。
どう表現すれば嘘をつかずに相手を事実誤認させられるのか、非常に学べる教材だと思います。
あとがき
一時的に2割減らして国民の批判をかわせるなら超お得な作戦ですね、お見事!
政府を無能 呼ばわりする人は多いですけど、役人も議員も無能どころか有能・狡猾ですよ。
無能なのは今までの総体的な一般国民のほうかも。
以上、さつま芋でした。