日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
トヨタ“未来型都市” 建設工事始まる
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
at the foot of ...は「~のふもとで(に)」。
connect A and Bは「AとBをつなぐ」。connectは、connect A with B「AをBとつなぐ」、connect A to B「AをBにつなぐ」といった形でも使われる。
vehicleは範囲の広い言葉で、トラック、乗用車、バス、特殊車両などを全て含む。
infrastructureは「基礎構造、社会基盤、インフラ」。ここでは電気・ガス・水道・鉄道・道路など「生活の基盤となる設備」。
futureの形容詞形が、futuristic「未来の、未来的な」。
wovenは、weave「(籠などを)編む、(布などを)織る」の過去分詞形です。wovenの[o]の発音は「ウー」ではなく、正しくは[wou](ウオウ)です。Woven Cityは「織られた(編まれた)街」で、広い敷地に3本の道が網の目のように織り込まれ整備される予定。
square meterは「平方メートル」です。700,000 square meters「70万平方メートル」は、東京ドームのおよそ15倍。
groundbreaking ceremonyは「起工式」。break groundは、そもそも「土を耕す、(建設機材で)更地の造成を始める」で、groundbreakingは文字どおりの意味での「起工、着工」。groundbreaking researchといえば「突破口を開くような、画期的な研究」。
動詞featureは「(物や人など)特別な要素・特徴として含み持つ」という意味で、「呼び物にする、特集する、特色をなす」。
auto-は「自らの、自己の、自動の」を意味する連結形(複合語・派生語の構成要素)で、autonomous vehicleは「自動運転車」。auto-が付く言葉には、例えばautonomy「自治」、autobiography「自伝」、autonomic nervous system「自律神経系」など。
initiallyは「最初は、初めに」。
developerには「宅地開発業者」、ここでは「開発者」。
「高齢者」に相当する英語としては、old peopleより、senior citizensが好まれる。
generateは「(利益・収益などを)生み出す、発生させる」です。
benefitは「~のためになる、~の利益になる」。
あとがき
smart city「スマートシティ」は、情報通信技術(ICT)や人工知能(AI)といった先端技術やビッグデータなどを活用して、都市や地域の機能、インフラ、サービスを効率化・高度化した次世代の未来型都市です。スマートシティ事業は、世界各国で進められています。
見方を変えれば、スマートシティは監視社会ですから、将来的に権力者や既得権者の恣意的な社会になることは避けられないでしょうね。
社会とは、先を見据えて立ち回れる人が得するようになっていそうです。