日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
米ロ首脳会談
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
career politicianは「職業政治家、キャリア政治家」。生え抜きで長い間政治家をやっているが、政治という狭い世界のことしか知らない人、あるいは私利私欲のために政治家を続けているというような否定的なニュアンスで使うことがあります。
emerge from ...は「~から出てくる、~から姿を現す」。
Geneva「ジュネーブ」はスイスの都市で、WHO=世界保健機関などの本部があります。
put on a good face(または、put a good face on ...)は「平気な顔を装う、うわべを取り繕う」。
villaは「別荘、大邸宅」。会談が行われた会場は、レマン湖畔に立つ18世紀の建造物「ヴィラ・ラ・グランジュ」でした。
overlookは「見渡す、見下ろす」。
Lake Geneva「ジュネーブ湖」は、日本ではフランス語の名称の「レマン湖」として知られています。
hostilityは「敵意、反感、敵対心」。
constructive spiritは「建設的な精神」。
agree to ...は「~することで合意する」。
resumeは、動詞で「再び始める、再開する」。
talksは「協議、会談」で、この意味では通例は複数形。talks on ...は「~に関する協議」。
ambassadorは「大使」。
postは「職、地位」ですので、return to one's postは「帰任する」。これは、アメリカとロシアの両国の関係悪化を受けて、それぞれの大使が自国に戻っていたことが背景にあります。
stillは「それでも、まだ」。
tensionは、人や国家間の「緊張状態、緊張関係」で、具体的にはアメリカとロシア間の緊張を指しています。
annexationは「併合」で、Russia's annexation of Ukraine's Crimean Peninsulaは「ロシアによるウクライナのクリミア半島併合」。
jailingは「投獄、拘置」。バイデン大統領は、ロシアの反体制派の指導者であるナワリヌイ氏が刑務所に収監されていることについて懸念を表明していました。
infrastructureは「基幹施設、インフラ」。
(ニュースで英語術より)
あとがき
put on a good faceは「平気な顔を装う、うわべを取り繕う」なんですね、面白い。