日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
米 UFOに関する報告書を公表
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
highly anticipatedは「大いに期待されている(いた)、期待が高まっている(いた)」。
UFOはunidentified flying objectの略称で、「未確認飛行物体」。
sightは動詞として使うと「~を見つける、~が目に入る」で、動詞を名詞にする接尾辞-ingが付いた sightingは「(めったに見られないものや人々が見たがるものを)目撃すること」。
observationは「観測」。
国防総省は謎の飛行物体を、unidentified flying objects(UFOs=未確認飛行物体)ではなく、unidentified aerial phenomena(UAP=未確認航空現象)と呼んでいます。
phenomenaは、phenomenon「現象」の複数形。
attributeは、attribute A to Bの形で「AをBに起因すると考える、AをBのせいにする」。
deflateは「空気が抜ける、空気を抜く、しぼむ、しぼませる」です。反対は、inflate「膨らむ、膨らませる」。ちなみに経済学の「インフレ」と「デフレ」は、それぞれinflationとdeflation。
remain unexplainedは「解明されないままである、説明がつかないままである」
be connected to ...は「~に関連している」。
technologyは一般的な「技術」という意味では数えられない名詞として使われ、「技術を形にした製品」という意味では数えられる名詞として使われます。
cite A as saying ...は「Aが~と述べたとして引き合いに出す」。
extraterrestrialは「地球外の」。extra-は「~(以)外の」を意味する接頭辞で、例えばextrajudicialなら「裁判権外の、裁判手続きを踏まない」、extramaritalなら「婚外の、不倫の」。なお、extraterrestrialの反対は、terrestrial「地球の、地球上の」です。
rule outは「除外する、排除する」という句動詞です。rule out the possibility of ...「~の可能性はない」という形でよく使われます。
near-missは「異常接近、(航空機などの)ニアミス」。
aircraftは「航空機」で、旅客機、輸送機、軍用機、ヘリコプター、飛行船、気球など全てに使えます。複数形も単数形と同じaircraftで、sは付きません。
poseは「(問題・危険などを)もたらす」で、pose a challenge to U.S. national securityは「アメリカの国家安全保障を脅かす」といったニュアンスで使われています。この意味でのposeは、本文のchallenge「難題」の他にも、danger「危険」、problem「問題」、risk「危険」、threat「脅威」などをよく目的語に取ります。
(ニュースで英語術より)
あとがき
UFOに限らず、想定外が存在すると思っておくほうがいいでしょうね。