日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
半導体不足 酸素濃縮装置にも影響
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
castは「(影を)落とす」。shadowは「影」で、cast a long shadow「長い影を落とす」、つまり「大きな影響を及ぼす」。
productionは「生産、製造」。
churn outは「大量生産する、量産する」。
oxygen concentrator「酸素濃縮装置」は、周辺の空気を取り込んで酸素を濃縮し患者が鼻や口からチューブで吸入するもの。
breatheは「呼吸する」。その名詞はbreath「呼吸」。
outputは「生産、生産活動」。
groundはgrind「(うすで)ひく、すりつぶす、細かく砕く」の過去分詞ですが、grind to a haltは「(順調に進んでいたことが)機能しなくなる、(生産などが)停止する」という表現。
struggle to ...は「~するのに奮闘する、苦労して~する」。
semiconductorは「半導体」で、電気を通す金属などの「導体」と電気をほぼ通さないゴムなどの「絶縁体」の中間の性質を持つ物質のことです。また、半導体を素材として作られる集積回路のことを指して使うこともあります。
toughは「(状況が)困難な、厳しい」。
surgingは「急上昇する、急増する」という意味で、形容詞的に使われています。
appetiteには「食欲」という意味がありますが、ここでは「欲求、強く求めるもの」という意味です。
home applianceは「家電」。
keep supply flowingは「供給が流れている状態を維持する」。
supplierは「供給元」。
hold off on ...は「~を延期する、見合わせる」。
maintenanceは「維持、管理、メンテナンス」。
(ニュースで英語術より)
あとがき
我々大衆は消極的な影響を受けやすいことを意識しておかないと、ネガティブニュースに反応して悲観しがちです。
「コロナが広まれば半導体の供給が滞ってしまう」と解釈せず、「半導体のお陰で人命が救えている」と考えるようにしたいですね。