日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
NY原油市場 約7年ぶりの高値
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
oil priceは「石油価格」です。このニュースは「原油価格」に関するものなので、oilはcrude oil「原油」の意味で使われています。また、crudeだけでも「原油」を指します。
hit a highは「(取引価格が)高値をつける」という意味で、hit a seven-year highは「7年ぶりの高値をつける」です。
overnightには「一夜にして」という意味もありますが、ここでは「(日本が)夜のうちに」という意味で使われています。ニューヨークと日本の時差は14時間(サマータイムで13時間)で、ニューヨークの10月11日のニュースを日本時間の12日のニュースで伝えているため、このような表現になっています。
on the back of ...は「~を背景にして、~の結果として」です。
slumpは「(価格や売り上げなどの)急落、落ち込み」という意味です。
WTIはWest Texas Intermediateの略称で、アメリカのテキサス州を中心に産出される高品質な原油のことです。WTIの先物価格は国際的な原油価格の指標となります。
futuresは「先物(取引)」で、通例は複数形で使います。crude oil futuresは「原油先物(取引)」です。
topは「~を超える、~を上回る」という意味の動詞です。
per ...は「~につき、~ごとに」で、82 dollars per barrelは「1バレル(につき)82ドル」です。
at one point on Mondayは「月曜日のある時点で」です。
mark one's highest levelは「~の最高水準を記録する」という表現です。
outputは、原油の「産出量、生産量」です。
bounce backは「戻ってくる、回復する」です。
take a diveは「(価格などが)急落する」という表現です。
oil-producing countryは「産油国」です。
decide not to ...は「~しないことを決定する」です。
disruptは「中断させる、妨げる」です。
affectは「影響を与える」という意味の動詞で、could affectは「影響を与える可能性がある」です。
livesはlife「生活」の複数形で、people's livesは「人々の生活」です。
push upは「押し上げる」という意味です。
goodsは「商品、品物、製品」で、cost of gasoline and other goodsは「ガソリンなどの物価」です。
surgeは「(価格などが)急騰する、急上昇する」という意味です。
fuelは動詞で「あおる、たきつける」という意味です。
concernは「懸念」で、concern about ...は「~についての懸念」です。
inflationは「インフレ、通貨膨張」で、物価水準が持続的に上昇した結果、貨幣価値が下がる状態のことです。逆に、deflation「デフレ、通貨収縮」なら、物価が継続的に下がり、貨幣価値が上がる状態のことです。
(ニュースで英語術より)
あとがき
学校では習わないですが、相場は非常に興味深いと思います。
過去を映す歴史に対し、相場は現在を示しています。