日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
全日空 企業向けに代替燃料プラン
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
corporate customerは「法人顧客」で、全日空を利用する法人企業をこのように表現しています。
carbon emissionsは「炭素排出」です。内容としてはcarbon dioxide「二酸化炭素」の排出ですが、単にcarbonという単語で表現することもよくあります。また、本文のように「排出された物」という意味で使う場合は、emissionsと複数形にします。
sustainable aviation fuel(SAF)は「持続可能な航空燃料」のことです。ここでのorは「すなわち、つまり」で、同じものを違う言葉で言い換える場合に使います。
SAF(サフ)は従来の化石燃料とは違い、原料に石油を使わないもので、トウモロコシなどの植物以外にも、食品廃棄物、廃プラスチックなど、さまざまな原料から開発されています。2050年に二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す航空業界にとって、代替燃料は大幅な削減を実現する切り札と考えられています。
ここでのcarrierは「航空会社」という意味です。電話などの「通信事業者」を指すこともあります。the Japanese carrier「その日本の航空会社」は全日空を指しています。
businessは、不可算名詞として使うと「業種」などですが、ここでのように可算名詞としては「企業、会社」です。
take part in ...は「~に参加する」という表現です。
fossil fuelは「化石燃料」、plant-based fuelは「植物由来の燃料」です。
compared to ...は「~と比べて」です。
ここでのconventionalは「従来の」という意味です。
ここでのcostは「(お金などが)かかる」という動詞です。
ここでのconductは「実施する」という意味です。
cargo flightは「貨物便」、logistics firmは「物流企業」です。
certificateは「証書」、in return for ...は「~と引き換えに」という表現です。
ここでのpromoteは「推進する」という意味です。
expandは「拡大する」です。
greenは文字どおりには「緑、緑の」ですが、自然を象徴する色ということから「環境にやさしい」や「地球にやさしい」という意味でも使われます。
aviationは「航空、飛行」で、aviation fuelは「航空燃料」です。
in cooperation with ...は「~と協力して」です。
catch up to ...は「~に追いつく」という表現で、catch up with ...と同義です。
(ニュースで英語術より)
あとがき
代替燃料の価格は従来の化石燃料よりも数倍高いということです。
今後、二酸化炭素の関係でモノの値段は高くなるのでしょうね。