まえがき
こんにちは、さつま芋です。
参加しているFXコンテストで久々に手張りした感想を述べます。
MT5 Campaign (gaitamefinest.com)
手張りは面倒
自動売買に対して、手動の裁量取引のことを「手張り」と言うそうです。
いつもは自動売買ツールと補助ツールを使って取引する私ですが、参加しているFXコンテストにツール作成が間に合わず、久々に手張りのデモトレードをしております。
私の場合、手法を忠実に守るには相場を監視しなければならないので、非常に面倒です。
その上、値幅を調整して取引量(ロット)を細かく計算しなければなりません。
しかし、今回はデモだと思って杜撰(ずさん)な資金管理で裁量取引しているので、綱渡り状態です。
改めて資金管理の重要性を感じた次第ですが、FXの情報発信がチャート分析ばかりなのが気になって気になって…
先週よりも順位が上がったのは、実力ではなく運です。
FXは数理が大前提
「勝てるようになったら、ロット(取引量)を上げて稼ぐ…」という発言があるのですが、実務的にはズレています。
数理(バルサラの破産確率)からは損失割合を固定させるべきなので、「勝てるようになったら、比率を変えず投資資金を増やす…」と言うのが筋です。
とは言え、視聴者や閲覧者が求めているのは「小さい資金で大きく稼ぐ」ことなので、残念ながら、数理が広まることは未来永劫ない気がします。
チャートに線を いっぱい引いている人を、思念で数理を覆(くつがえ)そうとしているように感じるのは私だけではないと思います。
あとがき
実務でFXをやっている人が資金管理を疎(おろそ)かにしているはずがないのに、損失割合に言及している人を なかなか見かけません。
むしろ、実際の情報発信はチャート分析 一辺倒です。
なぜ資金管理を前面に出さないのかは理解に苦しみますが、怖い業界だなと思います。
以上、さつま芋でした。