まえがき
こんにちは、さつま芋です。
参加していたFXコンテストですが、強気な売買ルールで自動売買させて放置していたら、どんどん資金が減って当初の半分くらいになっていました。
少し気づきがあったので、忘備録を兼ねて紹介します。
複数ポジション
失敗の原因は資金管理ミスです。
今回のFXコンテストでは、5種類の通貨ペア(USDJPY・EURUSD・EURJPY・GBPJPY・AUDJPY)を同時に取引したことが裏目に出ました。
改めて考えたら、損失割合が想定の5倍になっていたことを見落としていました。
デモトレードだからと調子に乗って、同時に5種類も自動売買したのは完全に失敗でした。
バルサラの破産確率では損失割合を変数の一つにしますが、複数のポジション(建玉)を同時に持つ場合は、損失割合を合算しなければ計算が合わなくなります。
今 思えば、FXコンテストで破産したのは不思議ではありません。
1種類の通貨ペアだけでも10連敗することがある売買ルールなのに、5種類の通貨ペアで数十連敗もすれば、証拠金が不足するのは道理です。
要するに高レバだったわけです。
反省
決済までの値幅を狭くすれば取引頻度は高くなりますが、同時に連敗数も増えることになります。
今の売買ルールは利鞘(ざや)を稼ぐ目的ではないため、高頻度取引に拘(こだわ)る必要はなかったと反省しています。
むしろ、値幅を広げて連敗数を減らすほうが安定した資金管理がしやすく、自動売買はチャート監視の代行として考えてみようと思います。
余談
少し脱線しますが、別の気づきもあります。
自動のほうがスリッページ(注文と約定の価格差)が手動よりも小さいことです。
いわゆる反射神経の差ですが、激しい値動きの中でも大きな誤差なく稼働していました。
あとがき
FXコンテストは まだ途中ですので、引き続き自動売買を実験しようと考えています。
手動で売買する人の中にはデモトレードを軽視する意見もあるみたいですが、自動で売買するならばデモトレードは本当に役立ちます。
自動売買もカタチにしようと思ったら、何年か経験を積まないといけないのかもしれませんね。
以上、さつま芋でした。