まえがき
こんにちは、さつま芋です。
学校の勉強は正解を答える訓練ですが、実社会の勉強は不正解を見抜く訓練も大切です。
例えば、FX界隈には「大口ファンドが…」と謎の印象操作をするFX商材屋がいます。
今回はヘッジファンドの実態を調べてみました。
本当のヘッジファンド
公開情報によれば、ヘッジファンドも必ず毎月プラスの収益を上げているわけではないようです。
FX Hedge Fund Index | Eurekahedge
プラス月の割合は約65%ですから、一年の中で5カ月くらいはマイナスみたいです。
それでも年間では約7%の収益を上げています。
もちろん個人とヘッジファンドでは資金量も時間軸も違うはずですが、印象操作されていることは伝わると思います。
また、年間の収益がマイナスのヘッジファンドも存在します。
Strategy Return Map | Eurekahedge Indices
本当のプロでもギリギリの勝負をしているのがFXと言えます。
ちなみに今回のネタ元は次のユーチューブ動画です。
FXの真実Ⅱ FX専門ヘッジファンドでもこの程度 - YouTube
あとがき
私がFX界隈を見渡す限り、データを提示する人は本当に少ないです。
データ化すれば、手法の劣位性は容易に見つかります。
例えば、水平線の反発は簡単に数値化できます。
「水平線の近辺で値動きを見て…」と曖昧な但し書きなどせず、データ処理すれば客観的に評価できます。
ただし、過去のデータが未来の相場に通用する保証もありません。
それゆえ、過去検証も劣位性を回避するための占いにしかなりません。
また、余計な一言ですが、テクニカル手法の優位性も印象操作だと思います。
背理法で考えると、年間の収益がマイナスのヘッジファンドは優位性を使わなかったことになり、矛盾します。
【FX雑談】2つの関数でエクセル過去検証 - さつま芋の勉強日記 (hatenablog.com)
【FX雑談】必要勝率 - さつま芋の勉強日記 (hatenablog.com)
以上、さつま芋でした。