まえがき
こんにちは、さつま芋です。
FXの理屈については出し切った感があるので、既出の雑談です。
勝率と敗率
引き分けを除くと、当然ながらFXの勝ちと負けは表裏一体です。
通常は勝率のほうが注目されますが、その裏側には敗率が隠れています。
例えば、勝率80%だとすれば敗率は20%です。
つまり、100回の勝負をすれば80回は勝つとしても、20回は負けるのです。
そして、勝ち額と負け額を見落としてはいけません。
もしも勝率80%で一回の勝ち額がプラス1万円、負け額がマイナス4万円だったとすれば、100回のトレード後は収支ゼロです。
勝敗だけを見ると「勝率80%はプロ級」という印象になりますが、トレードの収支はゼロですから、見かけほどは上手くないことになります。
分析の罠
過去(2020/01/01から2023/01/01まで)のドル円を調べると、次のようなことが分かります。
なんと、ドル円は火曜日に上昇することが多かったみたいです。
FX・為替相場の曜日効果検証|マネミュ 投資シミュレーションサイト (manemyu.net)
もしも「火曜日の朝にロング(買い注文)して晩に決済すれば勝てた(勝てる)」と考えるならば、注意したほうがいいかもしれません。
残念ながら、これは現在から過去を見ただけの後講釈ですし、未来の保証にもなりません。
きっとテクニカル分析全般に当てはまる錯覚だと思います。
あとがき
どうやら凡人のFXは地味な資金管理で勝ち負けを繰り返す忍耐ゲームだと感じます。
心情としては損失回避と利益確保を求めてしまうのですが、それでも資金管理を崩さない忍耐が試されると思います。
資金管理は本当に地味なFXなので、精神修行のような感覚を覚えます。
以上、さつま芋でした。