まえがき
こんにちは、さつま芋です。
FX界隈のアルアルですが、基本的に人気と実力は比例しないようです。
実力の源泉が冷静沈着な合理性だとしたら、FXの自動売買みたいなトレードですから、人が集まるとは思えません。
今回はFXの勝ち組について、準公的な情報源から引用します。
勝ち組の割合
一般社団法人 金融先物取引業協会のデータから、勝ち組の割合に迫ってみます。
下のグラフは、四半期前より残高が増えた国内FX口座の割合を図示したものです。
四半期統計データ(Quarterly data) | 一般社団法人 金融先物取引業協会 (ffaj.or.jp)
赤で示したラインは全体の50%です。
この図を見ると、概ね勝ち組は全体の半数以下だと言えます。
約8年間の平均値は43.2%だったので、FXは難しい金融商品と言っても構わないと思います。
四半期(3か月)後に口座残高が増えている人は全体の約4割ですから、FXの実力を評価するには中長期的な資金推移を見ないと判断できません。
「1日2万円ゲット」「FXで月30万円」などと、日当や月給の感覚でFXに誘惑する人には注意してください。
あとがき
FXの勝ち組が常勝しているかのような印象操作をする人が沢山います。
しかし、トレードアイランドで実績公開している上位陣でも月単位では勝ち負けを繰り返しています。
他の人は知りませんが、私の感覚としては せいぜい辛勝です。
【FX雑談】TradingViewのPineScriptを使って過去検証 - さつま芋の勉強日記 (hatenablog.com)
library(openxlsx)
Excel <- read.xlsx("otc_fx_account_percentage_j.xlsx", startRow = 12)
colnames(Excel)<- c("Year","Period","Decreased","Increased")
Excel <- Excel[order(Excel$Year,Excel$Period),]plot(Excel$Increased,type = "l", xaxt="n", xlab="年度", ylab="増加口座割合 [%]", ylim=c(0,100))
abline(h = 50,col="red")
axis(1, at=seq(1,nrow(Excel),by=4), labels=Excel$Year[seq(1,nrow(Excel),by=4)])
title(main="預託金増減口座数割合情報")library(dplyr)
Excel$Increased %>% mean() %>% print()
以上、さつま芋でした。