高校生からはじめる「現代英語」
毎週 聴講しているNHKラジオ講座の紹介と復習を兼ねて、勉強内容を残します。
講座の概要ですが、NHKワールドJAPANで放送されたニュースを毎週1つ取り上げ、2日間かけて学びます。
タイトルの「現代英語」とは、学校で習わなかった現代の世界で実際に使われている英語のことだそうです。
(家電メーカーの)新戦略 IoTを積極的に受け入れ
今回は同テーマの2日目です。
この講座を特徴づける反訳トレーニングを紹介します。
反訳トレーニング
反訳トレーニングとは、要するに和文英訳です。
embrace(抱きしめる、積極的に受け入れる)という単語を使った文をつくってみよう
大手の電子機器メーカーが
A major electronics maker
新しいアプローチを積極的にとろうとしつつあります
is embracing a new approach
家電事業に対して
for its home appliace bussiness.
link(つなぐ)という単語を使った文をつくってみよう
IoTとは、すべての物をつなぐオンラインネットワークです
IoT is an online network that links all objects,
ヘアドライヤーや車から、工場の設備に至るまで
from hair dryers and cars to factory equipment
―そしてその間のあらゆるものを
― and everything in between.
work on(〜に取り組む)という表現を使った文をつくってみよう
それに加えて
In addition,
この会社は、寝室に取り組んでいます
the firm is working on a bedroom
心地よい夜の眠りを確実にする
that will ensure a good night's sleep.
ここで取り上げた他に、テキストには全英文の反訳トレーニングが掲載されています。
英語が苦手な私は上の分量で精一杯なんですが…。
Let's Try!
彼女は新しい仕事を熱意をもって受け入れました。
電子技術は人々を結び付けるのか、それとも引き離すのか?
反訳トレーニングで学んだ表現を使ってみよう、というコーナーです。
私の答えは、「She embraced a new job with enthusiasm.」「 Does Electoronics technology link people or separate them?」でした。
これは模範解答ではないので、放送やテキストを確認してください。
Discussion
このコーナーは、講師の伊藤サム先生とパートナーのハンナ・グレースさんが、ニュースを話題にディスカッションします。
正直にいうと、自分には難しいので、ほとんど聴き流しています。
まとめ
英会話中心のNHK語学講座の中にあって、『高校生からはじめる「現代英語」』は非常に濃厚な読解に寄っている講座だと思います。
高校生が受講するとすれば、京大のような重たい英文和訳や直訳しにくい和文英訳が出題される大学を志望する人にオススメしたいです。
また、英語ニュースの勉強を始めたい大学生、社会人にもオススメします。
教材
今回 取り上げた内容は8月号の教材で学ぶこともできます。
従来の紙やCDといった媒体だけでなく、電子版もそれぞれあります。
店頭にはすでに翌月号が並んでいるはずなので、購入の際はご注意ください。