まえがき
泥臭い人、さつま芋です。
世間の注目は新しいものに集まるようで、見ため見かけは本当に重視されることがわかります。
むしろ私は、見かけを蔑(ないがし)ろにしてしまう癖があって反省していますが…
反復の本質
勉強でも勉強以外でも、同じことの繰り返しを受け入れられる人は本当に少ないものです。
同じ勉強の反復を10回も20回も促(うなが)すなんて、ほとんどありません。
それと、ジブリ シリーズの再放送くらいでしょうか。
世間では、目新しい内容に移ることが暗黙の了解になっているのです。
もし、先生が「じゃあ、あと10回っ!」なんて言えば、大半の反応は「ムリ」とか「ダルい」でしょうね。
一方で、多くの先生も「復習しなさい」とは言うのですが、少し的を外しているんですよね。
復習の主眼を、勉強時間の確保や試験の成績を上げることと考えるのは、ちょっと深みが足りない。
私が思うに、復習の中に新しい気づきがあることを知るのが本質です。
習練(繰り返し習って身につける)と言われるように、本当の学びは反復の中で自(みずか)ら気づくしかないと思います。
あとがき
単調になりがちな反復を心理的に処理する技術を持っていれば、平均値を超えることは難しくはないような気がします。
しかし、この手の話は聞くだけでは実践できません。
だからこそ、繰り返しには優位性があると思います。
以上、さつま芋でした。