まえがき
こんにちは、さつま芋です。
辛くも、連敗記録を更新しました。
前回の23連敗を更新して、なんと29連敗。
寝る前は含み益(プラス)だったのに、朝起きると逆指値(ストップ)で損切り(マイナス)になっていました。
連敗の話は出回りませんが、少なくとも私のトレードには時々あることです。
しかしながら、FX界隈はプラス収支の報告で溢れています。
残念ながら、私には真似できそうにありません。
今回は、勝ち負けについて語ってみます。
確率
最初に質問ですが、普通のコインを10回投げて表と裏を交互に出すことはできるでしょうか。
かなり難しいと思います。
確率50%と言っても、交互に起こる意味ではありませんし、僅か10回くらいであれば表か裏に偏ることは普通です。
これを換言すると、確率とは次の結果を予想するものではない、と言えます。
コインを例にしましたが、FXにおける勝率も次の結果を予想するものではありません。
とは言え、例えば勝率80%みたいな数値を聞くと、何となく次の勝負に勝てるような気がします。
かなり極端な例を挙げれば、20連敗してから80連勝しても勝率80%ですが、逆に勝率80%から20連敗を想定するのは至難です。
連敗中の悪癖
私の場合、負けているときほど根拠のない決済をしたくなります。
恥ずかしながら、一発逆転を狙えるような損小利大だったり、ちょうど資金回復するようなチキン利食いだったり…
とにかく自省と自制が重要だと感じます。
余談
FXは心理戦の要素が強いと思いますが、それゆえ統計データを持ってるほうが心の支えになります。
心の支えというか気休めというか…
「再現性」という言葉を見聞きしますが、同様の立ち回りを繰り返せるかという視点でこそ生きてくる表現だと思います。
つまり、値動きの再現性ではなく、立ち回りの再現性です。
立ち回りの再現性のほうが経験を表していると思います。
自分だけは損したくない人の投資心理学 第1回(講師:大江 英樹氏) (youtube.com)
自分だけは損したくない人の投資心理学 第2回(講師:大江 英樹氏) (youtube.com)
「自分だけは損したくない人の投資心理学 第3回」講師:大江 英樹氏 (youtube.com)
「自分だけは損したくない人の投資心理学4 」講師:大江 英樹 (youtube.com)
あとがき
面白いことに、トレードで勝っている人の中にも値動きが読める派と読めない派の二派閥があります。
おそらく確率の解釈が違うだけだと思います。
例えば、勝率80%と聞いたとき、「次は勝てるはず」と考えるのが前者、「次に勝てるかどうかは別」と考えるのが後者です。
前者はギャンブラーの誤謬と呼ばれる心理現象ですが、もし優位性があるのだとすればモンティホール問題のように勝率は少し上がる気もします。
確率は難しいですね。
以上、さつま芋でした。