まえがき
こんにちは、さつま芋です。
白と黒、合わせて100個の丸を不規則に並べたのですが、どちらが多いか判定できますか?
答えは最下に示すとして、判定法には主に二つの方法があります。
一つは目算、もう一つは計算です。
目算なんて…と嘲笑されるかもしれませんが、FX界隈では目算が溢れています。
一方で、計算(検証)は参考例が少ないように思います。
今回は私の計算(検証)を紹介してみます。
過去検証
検証と呼ぶには単純ですが、定められた計算を機械的に実行しています。
計算の内容は、曜日毎に陽線と陰線を数え、ローソク足の実体部分の平均値幅を出しています。
ちなみに、次の動画で紹介されているプログラムを少し改変したものです。
HTのMQL習得 Step12 データを集計してEDITで表を作成 - YouTube
ちなみにこれを売買条件にする場合、日足の始値に注文を出して平均値幅で決済することになります。
幸いにして、チャートを監視する必要はなく無裁量でトレードできます。
後は許容損失から取引量を決めれば手法となります。
要するに曜日アノマリーですが、期待値という意味では本質的な差はないと思います。
あとがき
表の期待利得を滝グラフにしてみました。
図にすると概要は理解しやすくなる反面、詳細は失われがちですね。
分かったつもりになりやすいところは目算の罠かもしれません。
おまけ
まえがきの図を再掲します。
地道に計数すれば白51個、黒49個なので、答えは黒より白が多い(2個差)です。
目算だけで約1%の僅差を見分けようとすると、かなり個人差が出ると思います。
以上、さつま芋でした。