まえがき
英語リスニングすると眠くなってしまう、うとうと学習者さつま芋です。
書いてある英語なら読めると錯覚しやすいですが、ニュースやコラムくらいの平易な英文を何十分もかけて読解できたところで、それを(高い)リーディング能力とまでは言えなくないですか?
例えば、母国語で書かれた1000文字程度の雑記ブログを40〜50分かけて なんとか1回読めたとして、それって読める人だと評価します?
おそらく、活字に慣れていない人と感じるはずです。
にもかかわらず、英語となると我々日本人は印象操作されやすいんです。
今回は英単語をテーマにしてみようと思います。
本屋にズラーっと並ぶ受験・受検用の英単語帳
かなり穿った見方ですが、市場としては英単語を覚えられないほうが良く売れると思います。
仮に究極的に覚えられる単語帳があれば それ以外は駆逐され、次なる需要も拡大しないですから。
逆に言えば、どの単語帳でも大差ないことを表しています。
要は、工夫できるかが決め手だと思うんです。
シス単のエピソード
この前、『シス単』を持ってる人に「remainは覚えても忘れる…」と言われました。
シス単とは、大学受験用の英単語帳。
もう少し聞いてみると、覚え方がウマくなかったんですよね。
もはや それは単語帳ウンヌンではない。
聞けば、フレーズのremain silent「黙ったままでいる」と訳語「~のままである」を赤シートで覚えようとしているんです。
悪くはないけど、ハッキリ言って、覚え方が硬い!難しい!
要するにremainって『キープ 今』ってことで良いと思うんです。
なるべく近い類語で言えば、remainに近いのはkeepよりstayみたいですが。
♪ ナナナナ〜ナナナナ〜ナナナナ ナナナナ〜
♪ リメイン、キープ 今っ
♪ リメイン、キープ 今っ
♪ ふりかけ 基本 ゴマ?
たとえ高校生だったとしても小学生的にリズムで覚えても良いと思うんですけど、子供心を失ってしまう人が多いですよね。
リズムを使ってもいいし、語源を調べるのもいいし、誰かに説明してみるのも工夫だと思います。
その英単語と しっかり関わりを築かないと自分の知識にはならないのは知ってるはずなのに、一夜漬けだったり上辺だけの付き合いだったり…
私も含め、表紙や本の帯にある宣伝文句に踊らされないようにしたいですね。
話は反れますが…
英単語帳探しする人ってFXの手法探しする人に似ています。
例えば、
「ミニマルフレーズで覚えても、英文中だと意味が思い出せない…けれど、別の単語帳なら覚えられるかもしれない」
と
「ブレイクアウトの手法を使っても、いつも損切りになる…けれど、別の手法なら勝てるもしれない」
いずれも そのまま使えば自分の思うようになると誤解しているんです。
…とは言え、「上手く使えば そんなに大差ない」と言ったところで世間に浸透はしないので、この先も キープ今、remainかもしれません(^^;)
あとがき
♪ナナナナ〜の意味が気になる人はジョイマンをググってください。
以上、さつま芋でした。