日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
マクドナルド 米で代替肉バーガー販売
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
dine「食事をする」という動詞に人を表す接尾辞-erが付いたdinerは、ここでは「食事(外食)をする人」といった意味です。dinerはまた、日本のファミレスのように「簡易なレストラン」としても使います。
get a taste of ...は「~を味わう」という表現です。theirはこのセンテンスの主語であるdiners in Americaを受けています。ちなみに、tasteには「味、味わう」以外に「経験、経験する」という意味もあります。
burgerは「バーガー、ハンバーガー」です。cheeseburgerのように、多くの場合は複合語で使います。
chainは、レストランやホテルなどの「チェーン(店)」で、fast-food chainは「ファストフードチェーン」です。
introduceには「紹介する」や「導入する」という意味もありますが、ここでは「(新商品を)発表する、売り出す」という意味で用いられています。
trialは、名詞で「試験、試し、試用(期間)」、形容詞で「試験的な、試みの」です。
basisは「基準」で、on a trial basisは「試験的に、試しに」という表現です。
plant-basedは「植物由来の」です。-basedは「~に基礎を置く、基礎にした、~に本拠を置く」という意味を持つ接尾辞です。例えば、computer-based testなら(紙ではなく)「コンピューターを利用したテスト」ですし、broad-basedなら「広い基盤を持つ、多岐にわたる」となります。
patty「パテ、パティ」は、ひき肉や魚、ジャガイモなどをつぶして小さな平たい円形にして焼いたものです。
(be) made from ...は「~で作られている」という表現です。原料や材料から別の何かに変化している場合にはmade fromを使いますが、材料が見て分かるようなときにはmade of ...を使います。
peaは「エンドウ豆」、ingredientは「材料、原料」です。
team up with ...は「~と組む、協働する」です。
startupは、名詞で「スタートアップ企業、新興企業」や「(操業などの)開始、新規事業の立ち上げ、起業」、形容詞で「(会社などが)創業したばかりの、立ち上げたばかりの、新興の、(事業などが)新規の」という意味です。Beyond Meat(ビヨンドミート)は、植物由来の代替肉の開発や製造を手がけるカリフォルニアのスタートアップ企業です。
ecoは「環境の、生態の」、-friendlyは「~にやさしい」という意味の接尾辞ですので、eco-friendlyは「環境にやさしい」です。なお、user-friendlyと言えば「使い手にやさしい、使い勝手がいい」となります。
followには「関心を持つ、興味がある。注目する」という意味があります。
gonnaは、going toを意味するインフォーマルな話し言葉です。thisはthe plant-based burgerを指していて、how good this was gonna beは「植物由来のバーガーがどれだけおいしいか、味がどんな感じなのか」という意味です。how good this was と言ってもいいのですが、gonna beを入れることで、マクドナルドの新たな試みが実際にどうなのか分からないけど試食してみた、という気持ちが込められています。
turn out to be ...は「結果として~であることが分かる」です。
alternativeは「代替の」という形容詞です。近年よく耳にするalternative energy sourceなら「代替エネルギー源」です。
livestockは「(牛・馬・羊などの)家畜」です。
(ニュースで英語術より)
あとがき
素人考えですが、普及のカギは代替肉の製造コストでしょうね。
ちなみにBEYOND MEATの株価は年初来ほぼ下降しています。