日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
日産 レアアース回収技術を開発
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
形容詞efficient「効率のよい」の副詞形が、efficiently「効率よく」です。efficientと混同されやすい形容詞にeffectiveがありますが、effectiveは「期待どおりの効果(effect)がある、効力のある」という意味で、effective vaccineなら「有効なワクチン」です。一方、efficientは「無駄なく、てきぱきと働く、効率よく稼働する」という意味です。
involveは「必要な(または重要な)一部として含む」という意味です。例えば The job involves dealing with customer complaints.「その仕事は顧客の苦情に対処する必要もある」のように使います。
Celsiusは「セ氏」です。日本で気温や温度を言うときはセ氏と付けなくても誤解を招きませんが、アメリカをはじめ日常的にFahrenheit「カ氏」を使っている国もありますので、英語で伝えるときは、degreesの後ろにCelsiusまたはFahrenheitを付けて明示する必要があります。
manualは「手作業の」です。
disassemblyは「分解、解体」です。assembly「組み立て」に、否定・逆を意味する接頭辞dis-が付いた単語です。
succeed in ...は「~に成功する」です。...の部分には動詞のing形が続きます。
recoverには「取り戻す、回復する」という意味もありますが、ここでは「回収する」という意味で用いられています。
wasteは「廃棄された、使用済みの」という意味の形容詞です。例えばwaste waterなら「排水」ですし、waste materialなら「廃材」です。
reductionは「削減」で、reduce「削減する」の名詞形です。
aim for ...は「~を目指す」です。動詞aimの使い方としては他にも、aim to ...「~することを目指す」、 aim at ...ing「~することをねらう」があります。
applicationは「適用、応用」で、practical applicationは「実際の適用、実用化」です。
「~年代」と言う場合は、theを付けて数字にsを加えることで表せます。the mid-2020sは「2020年代中ごろ」です。the late 2020sなら「2020年代終盤」、the early 2020sなら「2020年代初頭」ですし、the first half of the 2020sなら「2020年代前半」、the second half of the 2020sなら「2020年代後半」です。
dominanceは「支配」です。market dominance「市場の独占、市場優位性」というフレーズもあります。
challengeは「取り組むべき難題」という意味です。
pursueは、何かを達成・実現すべく「追求する」です。
enable A to ...は「Aが~することを可能にする」という表現です。
(ニュースで英語術より)
あとがき
以前は手作業でモーターの分解をしていたそうですが、モーター丸ごと溶かしてレアアースを回収するのだそうです。