まえがき
こんにちは、さつま芋です。
ブラウザ型のチャートソフト(TradingViewの無料版)を使って過去検証したので紹介します。
手法
トレードにおいて、特定の売買条件を手法と呼びます。
今回は、次の手法を過去検証しました。
決まった時間に注文し、決まった値幅で決済する条件です。
取引概要は、午後8時にドル円をロングエントリーし、利確幅を2円、損切幅を1円としました。
サンプルコードを載せておくので、自分で確かめてみることをお勧めします。
//@version=5currency=currency.JPY, initial_capital=10000,
TP=input.int(2000, "利確幅", minval=5, maxval=10000, step=100)SL=input.int(1000, "損切幅", minval=5, maxval=10000, step=100)entry_time=input.int(20,"注文時間",minval=0,maxval=23)
if (longCondition)strategy.entry("My Long Entry Id", strategy.long)
strategy.exit("exit", "My Long Entry Id", profit = TP, loss = SL)
シミュレーション結果
下に示した結果概要を見る限り、300%を超えるリターンの手法だったことがわかります。
しかし、こういう手法は単なる後講釈なので、占いと同じです。
今後も通用するかどうかは何の保証もありません。
手法を過大評価する職種・属性の人たちがいますが、ただの誇大広告だと思います。
ちなみに、勝率43%ということは敗率57%ですから、耐性がないと実行は難しそうです。
あとがき
以前、私は表計算ソフトでバックテストする方法を勧めていました。
しかし、TradingViewを使うほうが実際には効率的だと思います。
プログラミング(PineScript)の勉強すれば自由度は上がりますが、TradingViewの内蔵ストラテジーから選んでバックテストすることも可能です。
ただし、良い戦略が見つかってもTradingViewから自動での売買はできないようです。
TradingViewの使い方一覧 | OANDA FX/CFD Lab-education(オアンダ ラボ)
以上、さつま芋でした。