まえがき
こんにちは、さつま芋です。
今回は損失に関して雑談します。
損失ルール
Fintokeiというプロップファーム主催のデモトレード大会には失格となる損失ルールが2つあるようです。
1日の損失が含み損でも5%を越えれば失格、10%の元本割れで失格というものです。
これは前提条件でしかなく、その上でプロは大きな収益を上げることを求められるわけです。
「勝てれば何でも良い」みたいなことを言う人もいますが、Fintokeiの損失ルールは全トレーダーの参考になると思います。
コツコツドカン
コツコツ稼いでドカンと失くす利小損大のFXトレードを見かけます。
自己資金で何をしようが個人の勝手だとは思うのですが、それを真似しようとする場合には注意が必要です。
例えば、典型的な利小損大の取引を繰り返すFX系ユーチューバーがいます。
元の資金量が数千万円なのでコツコツ稼ぐといっても取引ごとに収益が数万円から数十万円ほどあります。
また、毎月ドカンと失くすわけでもないので、勝ち組として称賛を集めています。
しかし、数ヵ月から数年に一度のドカンと失う金額も桁違いの数千万円です。
「勝てれば何でも良い」というのは机上の空論だと思います。
あとがき
暴落相場が来るたびに、次こそは同規模の暴落にも耐えられる資金管理の徹底を教訓とする話を見聞きします。
現物取引であれば妥当な考え方かもしれませんが、レバレッジ取引のFXでは危険な反省です。
普通の商売で例えれば、FXの損切りは経費に相当しますから、損切りしないというのは危うい考え方だと思います。
以上、さつま芋でした。