日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
自民党 失言防止マニュアル配布
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
夏に参議院選挙が控える中、自民党は失言を防ぐため、具体的な注意事項をまとめたマニュアルを所属議員らに配布したというニュースです。
ノート
instruct someone on ...は「~について(誰かを)指導する、~について(誰かに)指示を出す」。
gaffeは、フランス語から英語に入った言葉で、公衆の面前や社交の場での恥ずかしい「失言」や「失敗」を指す。
afterは時間的前後関係を表すだけでなく、「~の結果、~のため」の意味。
gaffeの言い換えでembarrassing misstep「体裁の悪い失敗」、つまり「失態」が使われている。
the Upper Houseは「参議院」。「衆議院」ならthe Lower House。
take ... out of contextは「~を文脈から切り離す」。
listは「列挙する」。日本語で言う「リストアップする」は、list upではなく、ただのlistを使う。
生物学的な「性」がsexに対し、社会的・文化的な「性」はgender。
those affectedは、those who have been affected「影響を受けた人」のこと。
casualは「形式ばらない、気軽な、打ち解けた」のほか、「その場での思いつきの、不注意な、軽率な、軽い気持ちの、何気ない」などの意味も。
laughは数えられる名詞。例えば、do something for laughs「おもしろ半分にやる」、have a few laughs「笑って楽しく過ごす」、get a lot of laughs「大いに笑わせる」。「笑いをとる」はdraw laughsや、elicit laughsのように表す。
あとがき
ときどき、一部を切り取って言葉狩りをしている感じも見受けられるので、怖さを感じることがあります。