まえがき
こんにちは、さつま芋です。
「FXは甘くない」と言われます。
しかし、それにも関わらず「努力すれば勝てる」といった誘惑が目立ちます。
僭越ながら、「FXは甘くない」とは「努力が通用しない」ことを意味していると思います。
FXが本当に甘くないことを駄弁ろうと思います。
半数は勝てない
GMOクリック証券のランキングサイトによると、2022年12月の勝敗人数は次の通りです。
努力に関して言わせてもらうと、身銭を切って悪ふざけする(努力しない)人は多くいないはずです。
つまり、各人の努力した結果が上の円グラフだと私は考えます。
引分け組を除けば、勝ち組の人数のほうが少ないことは明白です。
ちなみに、前月のトレード結果よりも負け組の比率が大きくなっています。
ちょうど12月には日銀の方針転換があったので、それが勝敗に影響しているのかもしれません。
経験は防御力
トレーダーを総体として見たとき、勝敗が相場次第であることに疑いの余地はありません。
これらを踏まえると、「経験を積めば、勝てるではなく軽傷で済む」くらいしか言えないのではないでしょうか。
言わば、FXの経験は防御力です。
残念ながら、「経験を積めば、勝てる」というのはFX商材屋によるミスリードだと思います。
あとがき
FXから学んだ教訓ですが、「自己都合の解釈を避ける」ことです。
同じく、「他己都合を考える」ことも学びました。
例えば、「努力すれば勝てる」や「経験を積めば勝てる」は、ほとんど願望か欺瞞です。
あいにく、「資金管理と運任せの綱渡りです」と言っても商売になりません。
諸々の思惑によって成り立っているのがFX業界なのでしょう。
私は小銭トレーダーですが、今のところFXは経験を積んでも綱渡りだと思います。
以上、さつま芋でした。