高校生からはじめる「現代英語」
毎週 聴講しているNHKラジオ講座の紹介も兼ねて、勉強記録を残します。
タイトルの「現代英語」とは、学校で習わなかった現代の世界で実際に使われている英語のことだそうです。
講座の概要ですが、NHKワールドJAPANで放送されたニュースを毎週1つ取り上げ、2日間かけて学びます。
今回 扱うのは1日目です。
銃規制(を求める)大規模な集会(デモ)が全米で一斉に行われる
今週のテーマは、銃規制です。
アメリカの高校で起こった銃乱射事件を受け、高校生の呼びかけで、大規模な銃規制強化のデモが行われたニュースです。
その中には、故キング牧師の9歳の孫娘も参加していたそうです。
テキストでは、ニュースの英文、日本語訳だけでなく、構造解説もされています。
詳しくはテキストや放送で確認してください。
Wors&Phrases
turn out (イベントのために)やって来る、集まる
dub (特徴を表す)名前を付ける、~と呼ぶ
vote out (公職の)外へ出すように投票する、落選させる
echo こだま(する)、(そのまま)繰り返す、そっくりまねる
enough is enough もう十分なものは十分、もうたくさん
period (文末を示す)ピリオド、以上で終わり、それに尽きます(強調)
私が書き留めておきたい語句だけを挙げました。
テキストには、この倍ほどの語句が載っています。
受験用の単語帳にあまり載っていないような第2義が多いように感じます。
Things You Should Know
ハイフンを使うと意味が明確になる
Huge gun-control rallies sweep US.
巨大な銃規制集会が全米で一斉に行われる
ハイフンがないと、huge gun(巨大な銃)のcontrol rally(規制集会)」と読むこともできます。
ハイフンありのgun-controlで形容詞、ハイフンなしのgun controlで名詞となります。
省略されている部分を補ってみよう
Many carried placards with messages for the politicians, some written in humor, others in anger.
多くの(人々)は、政治家へ向けたメッセージを書いたプラカードを持ち運んでいました、一部はユーモアで書かれ、ほかのものは怒って(書かれていました)。
省略を補うと、次のようになります。
Many (people) carried placards with messages for the politicians. Some (of the placards were) written in humor, (and some) other( placard)s (were written) in anger.
省略の多くは、繰り返しを避けるものなので、手掛かりは直前にあります。
Sam's Notes
変則的な文章を理解しよう
I have a dream that enough is enough, and that this should be a gun-free world, period.
夢の内容をwillと言うべきところを、shouldと訴えています。
私も含め、willを「つもり、だろう」、shouldを「すべき・はずだ」と日本語で覚えている人には理解しにくい部分だと思います。
自分なりに解釈すると、意志ではなく確信と理解しています…。
このあたりを もっと詳しく知りたい人は、大西泰斗先生の著書をお勧めします。
ちなみに、孫娘Yolanda Renee Kingさんの演説は、ネット上で検索すると見られます。
約2分程の動画です。
9歳(日本であれば小学3年生くらい)で人前に出て、自分の言葉を述べるなんて 驚きしかないです。
Replace the Japanese
これは放送にはないコーナーです。
内容を説明すると、ニュースの英文が虫食い的に日本語に置き換えられ、それを英語に直す練習です。
今回 私が詰まったものは、「まねた」を意味するechoでした。
一まとめ
ここまでが1日分の分量です。
1日目はニュース英文の解説が中心です。
この後、2日目が本講座の特徴である反訳トレーニングになります。
ちなみに雑な一番上のイラストは、テキストの挿絵を真似して描きました。
次回、テキストのイラストを撮って見出しにしたいと思います。
教材
今回 取り上げた内容は9月号の教材で学ぶこともできます。
従来の紙やCDといった媒体だけでなく、電子版もそれぞれあります。