まえがき
覚えるより考えるほうが好きな、思考系ブロガーさつま芋です。
センター試験って今年で最後になるんですってね。
歴史科目の先生って、基本的に歴史好きすぎて暗記の苦手な生徒には意外と不評です。
今回は理系向きの日本史勉強法を紹介したいと思います。
まずは正誤問題を見てみましょう
日本史受験生にとって手薄になりそうな戦後から、占領に絡んだところを少しだけ勉強してみます。
正誤問題から勉強を始めろという意味ではありませんので ご注意を!
センター試験の問題ですが、率直に言って普通に勉強していても難しいと思うんです。
マーク式の選択問題だから、引っ掛け問題ばかりなんですよね。
だから、勉強方法は単純な暗記じゃダメで、ポイントを押さえた理解が有効です。
とりあえず答え
意地悪ですが、どちらも誤文でした。
いちおう軽く解説しておきます。
GHQはマッカーサーのイメージが強いですが、連合国軍最高司令官という役職でした。
また、戦後といえば吉田茂首相のイメージが強いですが、吉田内閣は戦後初の総選挙(1946年)の結果誕生したので、(超法規的な?)五大改革(1945年)を指示していません。
こんな風な説明をすると、一問一答や年号を必死に覚えようとしがちですが、ちょっと待って!
理系の勉強法
私が一番だと思う勉強法は、誰かに説明してみることです。
と言っても、おそらく最初は教科書や参考書の棒読みになってしまうと思います。
先ほどの例で言えば、「終戦にともない、日本本土では連合国の間接統治を行った」みたいな棒読み説明をすることになると思われます。
それに対して、私の説明は「GHQはマッカーサーのイメージが強いですが、連合国軍最高司令官という役職でした」という自分の言葉に置き換えています。
棒読み自体がダメということはないのですが、大切なのは自分なりにアウトプットすることです。
オススメの本も挙げておきますが、教材は教科書で構いません。
繰り返しますが、大切なのは自分の言葉でアウトプットすることです。
とりあえず写真がわりにアフィリエイトを貼っておきます。
いわゆるプロの予備校講師がどんな説明の仕方をしているのかを指導者目線で見てほしいと思います。
あとがき
校長先生の訓辞を退屈だと評する生徒が多いのですが、実は大人でも自分の言葉に置き換えられる人って多くはないと思います。
だからこそ、教えるという視点も合わせ持ったとき、成績は段違いに伸びます。
以上、さつま芋でした。