まえがき
自らの学びをシェアする、さつま芋です。
昔、接点のほとんどないブロガーさんから、先生の存在は大切だという私の記事に、「本人の努力次第」といった素っ気ないコメントを貰ったことがあります。
否定癖の雰囲気を感じて返答に困ったのですが、私の考えている師という存在を誤解されている人が少なからずいることを確認できました。
想像力の限界
少し話が変わりますが、なりたい職業ランキングって結局は有名な職業のリスト化だと思うんです。
コロナ禍の今は公務員がランキング上位にあるらしいですが、それだって おそらく県市町村の事務職であって、外交官や刑務官ではないわけです。
知らない職業を自分で調べて目指せる人なんて極一部でしょう。
私は投げかけたいのは、努力以前のキッカケを与えられないと我々大衆は動けないのではないですか、ということです。
努力が不要だとは言っていないので誤解しないでください。
『アイスプラネット』のぐうちゃん
中学校の教科書に掲載されている、椎名誠さんの『アイスプラネット』をご存知ですか。
家に居候している職業不明の叔父さん(通称「ぐうちゃん」)が主人公の悠君に世界の広さを教える話です。
悠君は自分の視野が狭かったことや世界が広いことに気づくわけですが、それは ぐうちゃんの存在がキッカケになっています。
私の考えている先生とは、学校や塾で勉強を教える先生(の授業力)だけを指してはいません。
ぐうちゃんのように広いの視点を与えてくれる存在が大切だと言っています。
私のイメージとは少し違いますが、上杉隆さんや武田邦彦さんや西野亮廣さんなど、大衆とは一線を画す視点を持っている人が該当します。
あとがき
偏差値だけで人間性が判断できるとは思いませんが、学習意欲のある人のほうが変化に富んでいる気がします。
もし勉強が嫌いと言っているならば、成長を阻害するコミュニティーなのかもしれませんよ。
以上、さつま芋でした。