日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
コロナで鶏肉不足が深刻
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
scrambleは「慌てて~する、先を争って~する」という意味です。
keep up with ...は「~に遅れずについていく、(遅れずに)~と歩調を合わせる」という表現です。
demandは「需要」で、この意味では数えられない名詞です。一方、「要求」という意味では、a demandやdemandsのように数えられる名詞として使われます。demand for ...は「~の需要」です。反対に「~の供給」と言うときは、一般的にsupply of ...で表せます。
producerは「生産者、生産業者」として使うこともありますが、ここでは「生産国」です。例えば、oil producerなら「産油国」です。同じようにimporterとexporterは、それぞれ「輸入業者」「輸出業者」を指すこともありますが、「輸入国」「輸出国」としても使います。
onlineはよく「(インターネットに)つながって、オンラインで」として使われますが、ここでは「稼働して、操業して」という意味で、back onlineは「(操業・運転を)再開して」です。また、come onlineなら「(工場や発電所などが)稼働し始める」です。
at reduced capacityは「(持つ能力よりも)小さい規模で、縮小して」です。反対は、at full capacity 「フル稼働で」で表せます。
hinderは「妨げる、邪魔をする」です。
runは、shortや次のセンテンスに出てくるlowのようなある種の形容詞を続けて、「~(通常は望ましくない状態)になる」を表します。run dryなら「(井戸や川などが)枯れる」、run lateなら「(予定より)遅れる」、run highなら「(感情が)高ぶる」です。
run short of ...は「~が不足する」という表現で、例えばWe are running short of time.と言えば「時間がなくなってきた」です。ここではproduct「製品」についての話題ですので、「品薄になる」という意味です。
supplyは「供給量」です。(be) in short supply「(供給が)不足して」という言い方もあります。例えば、Its products are in short supply in supermarkets in Japan.としても「同社の製品が日本のスーパーで品薄になっている」を表せます。 estimateは「見積もる、推定する」です。
sources say ...は「関係筋・情報筋によると」です。この意味でのsourceは複数形で使われることが多いのですが、単数のa sourceでも特定されない1つの「関係筋」という意味になります。例えば、according to a source close to the matter「この件に近い関係筋によると」などです。
run lowは「欠乏する、減る」です。例えば、run low on gasと言えば「ガス欠になる」です。
inventoryは「在庫」です。
名詞として「衝撃」という意味もあるimpactですが、ここでは「衝撃を与える、強い影響を与える」という動詞で使われています。名詞のときは語頭に強勢を置き、動詞のときは第2音節(-pactの部分)に強勢を置いて発音します。
(ニュースで英語術より)
あとがき
コロナの影響による労働力不足で、タイから輸入する冷凍の鶏肉が不足しているそうです。