まえがき
こんにちは、さつま芋です。
投資界隈には元ヘッジファンドマネージャーみたいな肩書きの人が結構います。
立派な肩書きとは対称的に、運用成績を示さない姿勢こそ、投資で安定的に稼ぐことの難しさを物語っています。
今回は、OANDAラボのデータから月利を見てみましょう。
上手く行って5%くらい?
OANDA証券が毎月公開しているデータがあります。
全数調査ではないのですが、非常に参考になると思います。
私が注目するのは緑色(6ヶ月連続プラス)の集団です。
先月の上位、下位200口座のトレード分析【2023年5月26日】 | OANDA FX/CFD Lab-education(オアンダ ラボ)
6か月連続プラスの集団が何人なのかは不明ですが、4月は月利4.83%でした。
おそらく集団の人数は少ないことが推察されるので、月利5%は上限と見るほうが妥当だと思います。
また、他にも色々なデータはありますが、私が次に注目するのが月間の取引回数です。
負けている下位200と比べると、上位200も6ヶ月連続も月間の取引回数は少なめです。
1か月を20営業日で計算しても、1日の中で5回以上のトレードをする人は多くないようです。
あとがき
水を差すようですが、「勝てるようになれば月利5%」とは考えないでください。
月利5%は、あくまで6か月連続プラスの集団としての成績です。
6ヶ月の中でも運用成績の振るわないトレーダーは入れ替わっているはずです。
野球で例えれば、優勝するチームの中で不調の選手を入れ替えるのと同じです。
話を戻すと、好調なトレーダーばかり選抜しても平均月利は5%ということです。
以上、さつま芋でした。