まえがき
こんにちは、さつま芋です。
12月初めのドル円急落は凄かったですね。
私も何回か損切りしましたが、なんとか生き残れました。
自信という意味では、こういう大相場を生き残ることは大きい気がします。
「上手く負ける」ことは「上手く勝つ」ことよりも大切ではないでしょうか。
さて、今回は検証の頻度を考えてみます。
毎日検証したらどうなるか
ドル円5分足のヒストリカルデータを使って、移動平均線の上なら買い、下なら売りの単純な手法を検証しました。
詳細は割愛しますが、同じ条件で毎日検証したら結果はどのように変化するのか図示してみました。
ヒートマップの配色は、青が最終的な利益、赤が損失です。
縦軸は移動平均線の計算期間、横軸は日数経過です。
色の濃さが徐々に変わっていく様子は見て取れますが、この手法では毎日は検証しなくても構わないように思います。
余談
負ける人が多いFXとは言え、手法の有効期限だけで負けているとも思えません。
上で図示したのは教科書どおりの移動平均線ですが、過去検証の範囲で言えば非常に優秀なのではないでしょうか。
ただし、インジケーターだけの手法は長期で通用しにくいことは前回の記事で触れた通りです。
あとがき
何かで見た数値に、勉強を続ける大人は約7%だと聞いたことがあります。
私の偏見を言うと、実際に過去検証を続けている人も同じ率くらいな気がします。
躍動する実践トレードのほうが満足度は高いのですが、地味な過去検証のほうが充実度は高いと思います。
上でも示したように、個人トレーダーにとって取引履歴以外の様々な条件を比較するには過去検証しかありません。
最後に、驚くべき過去検証のブログを紹介します。
【何回やるの?】FX過去検証に必要な回数を検証しました【合格目安一覧表あり】 | トキFXブログ (tokigami.com)
以上、さつま芋でした。