まえがき
どっちの世界でも なかなか相手にはしてもらえない、今だけ野良 教育評論家、さつま芋です。
この前なんですが、親戚の2歳の男の子がオシメにウ〇コしてたんです、しかも黙って。
まあまあ臭かったので「さあ、オシメ替えな!」と催促したんです。
そしたら「イヤ!」と言い切るんですよ。
当然ながら こっちは、エッ?ですよ。
すかさず、「なんでや?」と聞き返したんです。
そしたらまた「イヤ!」と。
こっちもまた、「なんでや?」と。
そしたら「………」。
さらにもう一度「なんでや?お尻かぶれるで」と。
やっぱり「………」。
完全に無視されました、2歳児に!
完全に聞こえないふりです、2歳児が!
思わずこっちが笑ったら、2歳児も笑ってましたよ。
まあ、どっちの世界でも 私は なかなか相手にはしてもらえないみたいです。
多くの人が「なんでや?」に弱い
実は、質問の仕方には大きく2種類あるって気付いてましたか?
正式名称かどうかは知りませんが、クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンの2つです。
クローズドクエスチョン:閉じた質問。YesかNo、AかBかCか、といった選択肢で問う。要するに「どっちや?」
オープンクエスチョン:開いた質問。何したいか、どう思うか、など選択肢を設けず問う。要するに「なんでや?」
簡単な例を挙げると、「夕食は肉がいい?」がクローズド、「夕食は何がいい?」がオープン。
一般に、クローズドの質問のほうが簡単、逆にオープンの質問は困難です。
それでいうと、「なんでや?」は困難なほうのオープンです。
変わり者の野良 教育評論家は、相手が2歳児だとしても手加減しません。
地頭って訓練も大切
いわゆる旧帝大とかの、おそらく地頭のいい人たちに試してみたんですが、「なんで(や)?」の質問に答えられる人が多い!
逆の人だと、「お茶がいい?ジュースにする?」でも答えられずに「どっちでもいい」になります。
これって遺伝云々もなくはないでしょうけど、日々の訓練だと思うんです。
実際、中学生にも試してみたんですが、最初はクローズドにさえ詰まっていたのに、今はオープンでも少しずつ答えられるようになってきました。
地頭のいい人って小さい頃から日々の訓練ができてるんだと思うんです。
まずはクローズド!
質問に慣れてない人は選択肢があったほうがいいです。
それでも最初は悩んで答えられないことが多々起こります。
そんなときは追加でヒント(助け舟)を出すことも必要だと思います。
「お茶がいい?ジュースにする?」→(答えに詰まる)→「甘いの好きならジュースにしようか?」って感じでしょうか。
徐々にオープンへ!
「飲み物は何がいい?」→(答えに詰まる)→「お茶がいい?」という風に入ったほうがいいでしょうね。
つまり、オープンクエスチョンはクローズドクエスチョンの発展系なんです。
いきなり発展問題は無理ですから。
あとがき
もし実践してみようと思われたら、一つだけ注意事項があります。
相手が答えられないからって怒っちゃダメです。
相手が答えられないのってヒントの出し方が下手なことが多いんで。
いやーまたアクセスの少なそうな記事を書いてしまいました。
今回は特にテーマを決めずに書き始めました。
本当は冒頭のウ〇コの話だけ言いたかっただけなんですけどね。