まえがき
理屈が好きなさつま芋です。
ちょっと投資をかじってみて、相場の微妙な動きに興味を持っています。
今回は、相場がギザギザ動く理論をシェアしたいと思います。
ギザギザのグラフ
相場のグラフを「チャート」と言うそうですが、一度は目にしたことはあると思います。
これは米ドル円の値動きですが、どんなものであっても基本的にはギザギザと上に行ったり下に行ったりしながら動きます。
普通は、ずっと上昇、あるいは、ずっと下降にはなりません。
値段の決まり方
まず、「余っていると安くなり、足りなくなると高くなる」のは大丈夫でしょうか。
モノの話ですね。
続いて、「欲しい人が多いと高くなり、欲しい人が少ないと安くなる」のはわかりますか。
ヒトの話ですね。
最後に、 「安くで買って、高くで売ると儲かる」のも理解できますか。
カネの話ですね。
値段が上がるとき
値上り前は、余っていて、欲しい人が少ないので、安い状態です。
言い換えると、安いんだけど、余っているので、欲しい人が少ない状態です。
極端に言えば、不必要なモノです。
投資家の中に、この不必要なモノを買おうとする人が出てきます。
値上りを見込んで安くで買うわけですが、値上りせずに不必要なままかもしれません。
ですが、同じような行動をとる投資家が増えてくると、少しずつモノが減っていきます。
次第に、モノが減り続けて足りなくなると、欲しい人(の相対的な割合)が増えてきて、値上りすることになります。
さらに、値上りしているのを知って、高くで売ろうとする投資家が増え、ますます足りなくなって、どんどん値上りする、という仕組みです。
ま、これくらいは学校の社会でも習うのかもしれませんが…
一時的に下がるのは
このように値上りすると、初期に買っていた投資家の中に、利益確保のためにモノを売る人が出てきます。
そうなると、モノが足りない中でも少しだけ数が増え、少しだけ値下がりします。
それでも、足りないのは変わらず、もう一度 値上りしていきます。
あとがき
私なりに思う 投資が難しい理由とは、受験勉強とは違って なかなか教えてもらえる環境にはないからだと思います。
セミナーや情報商材も色々あるのでしょうが、自ら考えることをしないと たぶん上手くいきません、たぶん。
受験勉強を引き合いに出すと、ほとんどの塾・予備校の先生は10年続かないと聞きます。
フレッシュ感が消えた後の実力勝負になると消えていくのが実情らしいです。
勉強を教わってもテストで80%以上取れる中高生が少なそうなことも踏まえると、生徒を伸ばせる実力をもった指導者は一握りだということだと思います。
他人に期待するのは自分で努力するよりも難しい気がします。
最後に問題提示だけしてみます。
トレンド転換のサインの一つの三尊天井(トリプルトップ)を、結果ではなく下降する理屈で考えてみてください。
誰かに教わっていませんが、自分なりには下降していく理屈を理解できています。
調べたらわかる内容かもしれませんが、皆さんも挑戦してみてください。
以上、さつま芋でした。