日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
パキスタン カシミール問題で国際関与求める
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方についてのニュースです。
インド政府が8月上旬、実効支配するジャム・カシミール州の自治権を撤廃したのに対し、パキスタン政府は撤廃を取り消すよう求め、問題の解決に向け国際社会の積極的な関与を訴えました。
ノート
dispute between A and Bは「AとBの争い」。
bilateralは「2国間の、双方の」。multilateralなら「多国間の」、unilateralなら「一国による、一方的な」。
earlier this monthは「今月に入って、今月すでに」。
autonomyは「自治権」。
object to ...は「~に反対する」。
at oddsは「対立して、不和で」。
A and B are at odds over ...は「AとBが~をめぐって対立している」。A is at odds with B over ...の形でも使う。
at someone's requestは「(誰かの)要請に応じて」。
at the request of ...の形にすることもある。
ambassador to ...は「~に派遣されている大使」で、ambassador to the U.N.は「国連大使」。
violate someone's rightsは「(誰かの)権利を侵害する」。
envoyは、政府や組織を代表して、別の国の政府や別の組織との話し合いに臨む人。
... is no objectは「~は問わない、~は問題ではない」という表現で、Money is no object.は「金に糸目はつけない、値段は問わない」。
objectは「目標、目的、ねらい」。
「(賛成に対して)反対」という意味では、objectではなく、objection。
あとがき
隣同士って国でも人でも仲良くするのは難しいようです。
下手に交流を目指さず、適切に付かず離れずが最適な気がします。