日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
ミャンマー軍政 体制固めを急ぐ
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
coupは、フランス語のcoup d'etat「クーデター」と同義。なお、coupのpの音は発音しない。
appointmentは「任命、指名」。
newly established governing body「新たに設置された統治機関」。
irregularityは「不正」。数えられる名詞。
involveは「~を巻き込む、~を伴う」。be involved in/with ...「~に関係する」。
investigationは「調査、捜査」。
conductは「行う」。
inevitableは「避けられない、必然的な」。
take powerは「権力を得る」。
de factoはラテン語由来の表現で、「事実上の」。
detainは「拘束する」で、名詞形はdetention。in detentionやunder detentionなら「拘束中で、拘留中で」。
あとがき
軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官は声明の中で、「去年11月の総選挙で不正があったものの調査が行われず、新しい政権が発足しそうだったため、軍が統治をせざるをえなくなった」などとして、クーデターの正当性を主張しました。
結局のところ、正当性なんていうものは誰かの都合を隠す建て前でしょうけれどね…