まえがき
こんにちは、さつま芋です。
勉強という建て前で投機を楽しんでいるのですが、魅力の一つは確率を体感できるところです。
【FX雑談】テクニカル分析に思うこと - さつま芋の勉強日記 (hatenablog.com)
【FX雑談】コイン投げならば何連敗で撤退するか - さつま芋の勉強日記 (hatenablog.com)
特に、確率を正確に直感できないところが面白いです。
今回は劣位性を考えます。
BOから一時撤退
前回の報告の後もアノマリー(集計値)でBOトレードを試してみましたが、ほぼ1万円の損失に達したために挑戦を断念しました。
とりあえず1万円で損切りです。
残念ながら、私にとってBOは条件が不利すぎて勝負になりません。
実質的な手数料が高く、期待値をプラスにできませんでした。
損小利大の戦略において、有効な戦術が見当たりませんでした。
劣位性の壁
ここで細かい話に移りますが、BOは1枚につき実質的な手数料が約80円必要です。
具体的な損益で考えると、利益が500円のときは手数料を含めた損失が約580円(=500+80)になるため、必要勝率(収支がプラマイゼロになる勝率)は53.7%です。
もしも努力をするならば、3.7%の劣位性を相殺しなければなりません。
しかし、少なくとも私は この3.7%を上回る術が思い当たりません。
ちなみに、FXと無理に比較すれば実質的な手数料は1枚で約40円で、同様に劣位性を計算すると1.9%になります。
あとがき
手数料の他に、FXに比べるとBOの過去検証も難しいと思います。
と言うのも、BOの根幹であるオプション料がデータ化されていないからです。
私はバックテストに重大なミスがあったわけですが、まさかBOはバックテストしない人ばかりなのでしょうか。
以上、さつま芋でした。