日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
東京五輪は緊急事態宣言下で開催
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
get used to ...に名詞または動名詞(動詞+ing)を続けて、「~に慣れる」。一方、過去の習慣を表すused to+原形動詞。
the Olympics「オリンピック」。
stay-at-homeは「家の中にいる、家で過ごす、在宅の」。
normは「平常と考えられている行動や方法、行動の規範」で、pandemic normsは「パンデミック下の常態」。
「観客」を指してfan「ファン」が使われています。without spectatorsなら「無観客で」。
venueは、競技、コンサート、会議などが開かれる「会場」。conference venue「会議場」、concert venue「コンサート会場」のように使います。
mixed reactionは「賛否さまざまな反応」。形容詞mixedは「入り交じった」で、よく使われるフレーズとして、mixed blessing「良くもあり悪くもありの物事」、mixed success「部分的には成功、部分的には失敗」、mixed feelings「複雑な心境」、mixed message「矛盾を含んでいて聞き手を混乱させるメッセージ」などがあります。
promptは「誘発する、引き起こす」。
a state of emergencyは「緊急事態」。
freshは「新規の」という意味。
throughoutは「~の始めから終わりまで、期間中ずっと」。
the Gamesは、the Olympic Games「オリンピック競技大会」の略。
hopeやexpectなど一部の動詞は、過去完了形(had hoped/had expected)で使うと、それが実現しなかったことを含意します。つまり「~したいと期待していたけれど、それがかなわなかった」という意味になります。
句動詞draw on ...は、「~をあてにする、~を活用する」。draw on the excitement of a crowded stadiumは「(選手が)満員の会場の熱気から力をもらう」。
digestは「消化する」です。第一義的には、口に入れたものを体が吸収しやすい形に変化させることですが、日本語の「消化する」と同じように、「ゆっくり考えて自分なりに理解する」という比喩的な使い方もされます。
pull outは「手を引く、参加しない」。pull out of ...「~から引き上げる、撤退する」や、pull A out of B「AをBから引き上げる、撤退させる」という形でも使います。名詞としてはpullout「撤退、引き上げ」。
sit right with ...は「~になじむ、~にとってしっくりくる」ですが、通例はこのように否定文で使います。 rightに代えて、wellやcomfortablyとしても大体同じ意味になります。This doesn't sit well with me.は「どうもしっくりこない、何か違う気がする」。
(ニュースで英語術より)
あとがき
令和3年7月22日0:00現在、国内の死亡者数は前日比+18人だそうです。
新型コロナウイルス 日本国内の感染者数・死者数・重症者数データ|NHK特設サイト
グラフを見れば、報道との温度差を感じそうですが、グラフの推移を見た上での反応だとは思えません。
私にはコロナウイルスの恐怖以上に報道姿勢が心の底から恐ろしいです。